第133話 宇宙一
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ユ「ありがとう!」
魔1「ぐあっ!」
場所を聞き出すと、私は女の鳩尾に拳を1発食らわせる。女はそのまま気絶した。
グ「お、お前って、時々怖いよな・・・」
ユ「そう?急いでる時は、脅すのが一番手っ取り早いからね。」
グ「い、いや・・そうじゃなくて・・・」
ユ「ていうか、早く鎖の少女の隠れ家に行ってトーヤを助けなきゃっ!」
何か言いたそうな顔をしたグレイをスルーして、私は北の方角に走り出す。あいつ等、絶対にやばい事を企んでいるっ!
グ「アイスメイク、床ッ!!」
グレイが地面を凍らせて、その上を滑っていく。これが一番手っ取り早いからね。
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『ここからショール目線でいきます。』
魔9「ヒィィィィィ!」
雷を纏った俺の拳を見て、1人気絶。
魔4「お、お助けをぉぉぉぉぉ!」
黒い怒りのオーラを「こんなにぃっ!?」と思うくらい大量に放出しているエルザの表情を見て、また1人気絶。いつの間にか、強き魂の奴等は誰一人、立っている者はいなかった。
ショ「何なんだこいつ等?俺達まだ攻撃一切してないのに何で気絶しているんだ?」
見た目は筋肉質で、凶暴そうに見えるが、根はものすごく弱虫だ。こういう奴等の事を「雑魚」って呼ぶんだな。覚えておかないと。
エ「まぁ、あまり魔力を消費しなくて済んだのだからいいだろう。最後に残った男を気絶させる前に聞いたのだが、ここから北の方角にある石造りの建物が、鎖の少女の隠れ家らしい。」
北の方角には、確かルーシィ達が行ったはずだ。もしかしたら、もうトーヤを助け出してるかもしれないな。
エ「奴等はすでにトーヤに危害を加えているかもしれん。急ぐぞっ!」
俺とエルザは北に向かって走り出した。エルザも気づいてると思うが、奴等はトーヤを何かに利用しようとしている。それだけは絶対に止めないとっ!
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『ここからリョウ目線でいきます。』
リョ「う・・いってぇ〜・・・」
ルーシィの星霊の1体、宝瓶宮のアクエリアスの大波に巻き込まれた俺達はしばらく気を失っていた。それにしても、今日の俺は随分と水に縁があるな。
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