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よるむんがんどっっっっ!!!!!
一部
出逢い
私、お金で売られる?
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を決心して言った。

「もう…分かった、分かりましたよ、行きゃいいんでしょ、行きゃあ。
どこへなりとも行ってやりますよ、HCLI社だろーが、フロイド・ヘクマティアルのとこだろーがね」

「すまんな、エミリー…。
それで、だ!!!」

途端にボスの雰囲気が人が変わった様に明るくなった。あれ、雲行きが怪しいんだけど。

「諸々の話はもう先方とついてる、後はてめえが、うんと言うかどうかだけだったんだが。ああ、そうか、行ってくれるか、良かった、良かった。恩にきるぜ、マリー、ヌハハハハ」

「ねえ、ねえ、ボス。さっきまでの部下との軋轢を生まない為に仲間を追い出さなくてはならない厳しい判断をせまられて止む無くかわよい私を手放す事にした哀愁のある顔はどこへいったんでしょうか、、、」

「お前の荷物はもうここにまとめてあるし、後は迎えを待つだけだな。
…そろそろ時間か?」

「おーーい、荷物まとめたっていつの話でしょうか、、、」

全く話の通じないボス。
その時、パラパラと回転音が外から響いてきた。

「おおう、もうきやがったか!」

ボスが窓を開けると、うちの前の大きな道に人だかりが出来ていた。そして、その真上には

「ヘリィーーーー!?」

「ヌハハハハ!! さすがHCLI社、やることが派手だねえ!」

圧倒的な存在感をもって下りてきたヘリはゆっくりと地面に着陸した。ぶわあ、と風がうちにも入ってきて部屋の色んなものが吹き飛ばされる。
完全にモーター音が消えて、ちょっとすると、がちゃあ、とヘリの扉がスライドして中から武装した女性と、銀色の髪をした男性が出てきた。男性は薄気味の悪い笑みを顔に張り付けて、女性は明らかに堅気とは思えないタトゥーを右腕全体に刻んでいる。うわああ、こっちに歩いてくるよ。

「こんばんわ、Mrガンボッチ! 話はまとまったようですね」

「よう、キャスパー! きっちり話はついたぜ!!」

「さすが父の旧友です、話が早くて助かる。僕も無駄な時間は浪費したくないものでね」

ボスとキャスパー氏が既知の友人の様に話している。そして、私の預かり知らぬ所で話はまとまっているようだった。

「さて、初めましてMsロロシア。僕はキャスパー・ヘクマティアル。隣は僕の部下のチェキータさん」

「よろしく、マリーちゃん。私の事は、チェキって呼んでね?」

二人が次々に握手を求めてきた。私は思考停止して、機械みたいにお辞儀と握手をした。
それで、二人の顔を見比べてようやく言葉が出る。

「あ、あ、貴方が、武器商人のキャスパー・ヘクマティアル!? 業界じゃあ、あの男が通った後には塵一つ残らないって噂の、あのキャスパー・ヘクマティアルさんですかあ!?」

「あれー、僕ってそんな風
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