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よるむんがんどっっっっ!!!!!
一部
出逢い
私、お金で売られる?
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その瞬間、私の頬を一発の弾がかすった。

「あっつ!! てかあぶなっ!」

私はすぐに銃を担いで部屋を飛び出す。急いで逃げたら、すぐにその部屋は蜂の巣になった。もう部屋の原形がなくなるぐらい撃ちまくられる。
階段を駆け上がって、上の階の部屋に飛び込んだ私はやっと一息つく事が出来た。

「はあ、はあ、、、。あぶなぁ。マジ今のはやばかった。死ぬかと思ったよ、だからやなんだ、こんな仕事。やりたくないなあ…」

そーっと下を覗きこむと、向かいのビルに一人、その両隣にも一人ずつスナイパーがいるのが確認できた。
はあ、とため息をついて銃を抱きしめた。

「ああ、おいしいご飯が食べたい。肉がほしい、肉が。牛はもちろんだし、鶏もおいしい、豚もなかなかいけるんだよな…羊や馬なんてのもマニア受けがする絶品だよお」

口からこぼれていくよだれを拭きもしないで私は想像した。山の様なお肉を目の前にした自分を、よりどりみどりのお料理にかこまれた自分自身の姿を。

「ああ、どれもこれも美味しいなあ、全部は食べきれないよお、ウフフフフ…」

私は決めた。これが終わったら絶対肉を食う。おなかいっぱいになって動けなくなるぐらい食ってやると。
その為には、仕方がない。早くこの任務を達成してお店に行かなくちゃ。

「もう、私は本気になったぞお!!! お肉が私を待っているうううううう!!!!!」

窓から銃身を突き出して私はスコープを覗きこんだ。
















「はあ、はあ、、、、がんばったかなあ、私、いや、がんばったよね、私。あそこからなかなか普通の奴じゃ任務を完了できないもん。しかも、銃声を聞いて通報されたのか警察に囲まれて必死の思いで逃げてきたんだもんね、ボスだって褒めてくれるよ、きっと。そしたら、いっぱいのお肉を思う存分食べれるはずだよね!」

小さな町の一角にある小料理屋の厨房の奥に歩いて行くと、我らがファミリーのほーむぐらうんどがある。とんとん、とドアをノックして、いいぞ、と声がしたので私は部屋に入った。

「よお、マリー、、、おかえり?」

いつになく上機嫌なボスの顔と対面する羽目になった。唇の端はぷるぷると震えていて、額に青筋がもう数えきれないぐらい浮き上がっている。目も全く笑っていなかった。

「あ、あははは、、、。もしかしてボス、…怒ってます、か?」

「え? 何か怒るような事でもあるか、うん?」

「いやいや、ないならいいんです、うん。ですよね、怒る事なんてひとつも…」

「そら、そうだ、マリー、怒ることなんてなあ、一つだって………一つどころじゃあ済みゃしねえよっっっっっ!!!」

突然ボスの顔が悪鬼に変わった。机を拳で叩いて、私にメンチを
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