暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
魔法先生ネギま!
0403話
[4/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
坂が魔法無効化能力を使って防いだって所か。で、その賞金稼ぎを相手に戦っていたネギとも合流した』
『ネギ先生ですか……元気そうでしたか? その、それとついでにアスナさんも』
『あらあら、あやかったら親友が心配ならそう言えばいいのに』
『ちょっ、千鶴さん!?』

 そんな風に念話で会話をしていると、宮崎との話も一段落したのだろう。ネギがこちらへと向かって来るのが見えた。

『宮崎とネギの感動の再会も終わったようだな。ネギ達も足がないと困るだろうからこっちに合流してくれ』
『分かりました。リュボースさんにそう伝えますのでもう少々お待ち下さい』

 そこで念話を終了し、こっちに近寄ってくるネギへと声を掛ける。
 ちなみに円は宮崎や桜咲、長瀬達と再会を喜んで仲良く話していた。

「さて、改めてだ。何とか合流出来たんだが……」
「うん、ようやくだね。あれから1ヶ月半。魔法世界の広さを思えば早いくらいだってのは分かるんだけど」
「まぁな。ナギ・スプリングフィールド杯のインタビューでお互いの居場所が分かったってのが大きかったな」
「そうだね。ただ、アクセル君の方は皆と合流出来てるみたいだけど……僕の方は古老師と夕映さんがまだ」

 無念そうな溜息を吐くネギの頭を軽く叩く。

「安心しろ。古菲についてはキズクモからこのオスティアに来るまでの間に拾ってきたからな。あやか達と一緒にもう少ししたら飛行魚でここに来る筈だ」
「え!? 本当!?」
「ああ。キズクモからの移動中にちょっとトラブった時に偶然な」
「……トラブル? そう言えばオスティア祭が始まるのは明日からなのに、随分と到着が遅れたみたいだけど……そのトラブルが原因で?」
「まぁな。その件に関しても後で時間が出来てから話すよ。……それで、あの4人は?」

 宮崎達の側にいた見覚えのない4人。剣を背負った男と、いかにもな色男。まるでエルフのような長い耳をした女に、どこか円に似ているような格好良いと表現すべき雰囲気を持っている女へと視線を向ける。

「あ、はい。あの人達はトレジャーハンターでのどかさんを保護してくれてた人達です」

 そんな声が聞こえたのだろう。その4人の中でもリーダー格だと思われる剣を背負った男がこちらへと近付いてくる。

「そっちの坊主が嬢ちゃんのナイト様ってのは分かったが、そっちは?」
「ネギの……そうだな、知人と言うべきか、友人と言うべきか。まぁ、そんな感じの関係だな」
「へぇ。にしても2人共坊主の割には強いよな。どんな技なんだ?」
「あれは……」

 ネギが何かを言おうとしたその時、遠くから急速に怒声が近付いてくる。

「コラーーーーーッ、ネギーーーーーッ、あんたあれってアクセルと同じ……あれ、クギミー!?」
「クギミー言う
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ