第132話 妖精はマヌケ?それともバカ?それとも・・・?
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波が起こる。
魔全「うがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」
ウェ「キャアアアァアアァァァアアアアアッ!!!」
シャ「ヒャアアアアァァアアアアアァアッ!!!」
リョ「ルゥーーーーーシィーーーーーッ!!!!!」
ル「ゴメーーーーーン!!!」
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『ここからグレイ目線でいきます。』
ザアァァァァァァァァァァッ!!!
グ&ユ「えっ?」
遠くの方で水(?)の音が聞こえた気がした。北の方から聞こえたから・・・
ユ「たぶん、ルーシィの星霊のアクエリアスが大波を起こしたんじゃないかな?」
あ、なるほど。北の方に鎖の少女の隠れ家があったのか?
魔1「おバカな妖精さん、見〜つけた♪」
グ「誰だっ!」
振り返ると、ざっと70人くらいの男女が俺達を囲んでいた。四方八方、逃げ道はない。
魔2「私達は鎖の少女の傘下ギルド、絶望の蝋燭の魔道士よ。私達と一緒に、遊ばない?」
笑顔で言ってくるが、その笑顔は不敵で不気味だった。はっきり言って悪魔の笑みだ。だが、
グ「鎖の少女の隠れ家を聞き出すのにちょうどいいぜ。」
ユ「探す手間が省けて大助かりだね。」
俺は指の関節をポキポキ鳴らし、ユモはすでに冷気を溜めている。絶望の蝋燭の奴等も、手に剣や銃を構え、両手に光のようなものを纏っている奴もいる。
魔3「それにしても、女の方は美少女だな。俺の彼女にしたいくらいだぜ♪」
魔4「あら、男の子の方もかなりのイケメン君よ。殺すにはおしいわ〜♪」
なぁ〜に色気放出してるんだよ。てか、俺は「男の子」と呼ばれるほど幼くねぇよ。
グ&ユ「はぁ・・・」
俺とユモは同時にため息をついた。
グ「悪いが、俺は闇ギルドの女とくっつくつもりは一切ねぇ。それに、俺にはすでに相手がいるんでな。」
魔女全「えぇっ!!!??」
何でそんな「ありえないっ!!」っていう顔すんだよ・・・?
ユ「私も、闇ギルドの男の人は悪い人しかいないし。それに、私にもすでに相手がいるから、告白されても即答で断るよ。」
魔男全「はぁっ!!!??」
ユモも「意外だっ!!」っていう顔されてる。俺とユモは一度顔を見合わせると、足元から冷気を放出させた。足元の地面があっという間に凍りついていく。
グ「お前達の選択肢は2つ。1つ目は、俺達2人に
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