第132話 妖精はマヌケ?それともバカ?それとも・・・?
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ていたんだからな。俺達は古い道化師の奴等が本当は鎖の少女の魔道士だったという事と、トーヤが鎖の少女の奴等に連れ去られた事を話した。
リョ「そうか・・・くっそ!俺肝心な時にやられちまうなんて・・・本当にゴメン!!」
リョウが地面に額と両手を着いて土下座して俺達に謝罪する。
マ「リョウだけのせいじゃないよ。私達も何も出来なかったし・・・」
ハ「おいら達も謝るべきだよ。ゴメンね。お詫びに魚あげるよ。」
ハッピー、この空気で魚を取り出すのはどうかと思うぞ・・・
グ「それに、お前が謝罪するなんて調子狂うんだよ。」
グレイの言うとおりだ。リョウには「謝罪」という言葉は似合ってない。
シャ「とにかく、今はトーヤを助けるのを最優先にしましょう。」
フ「この森のどこかに、鎖の少女の隠れ家はあるはずだ。」
ユ「そこにトーヤがいる。」
ショ「戦闘になる可能性は大だ。2人以上で、手分けして奴等の隠れ家を探そう。」
エ「ウェンディとシャルルはルーシィとリョウと一緒に行動してくれ。」
ウェ「・・・・・」
シャ「ちょっとウェンディ、聞いてるの?」
ウェ「え?あ、はい!分かりました。」
ウェンディの表情は暗く、かなりショックを受けているように見えた。そりゃそうだ。目の前で大切な人が連れ去られたんだからな・・・
マ「グレイとユモは大丈夫なの?さっき魔力使いすぎたし・・・」
グ「あんくらい、少し休めば平気だ。」
ユ「もうほとんど回復したし、大丈夫だよ。」
本当に大丈夫なのか?
ナ「おしっ!俺達はこっちの方を探してみるぜっ!行くぞ!マヤ!ハッピー!フレイ!」
マ「OK!!」
ハ「あいさーーーっ!」
フ「りょーかい!!」
ナツとマヤとハッピーとフレイは、東の方向へ飛んで行った。
ル「じゃあ、私達はこっちを探してみましょ。」
ウェ「そ、そうですね。」
シャ「あんた、あんま無理しちゃダメよ。」
リョ「平気だって。」
ルーシィとリョウとウェンディとシャルルは、北の方へ歩き出した。
グ「んじゃ、俺とユモはあっちを探してみるぜ。」
ユ「それじゃあ、またどこかで合流しよう。」
そう言ってグレイとユモは南の方へ走って行った。
エ「ショール、私達も行こう。」
ショ「だな。」
俺とエルザも、西の方角へ歩き出した。
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