09その名は……
[1/3]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
今日はレインの誕生日。父さんも何とか母さんに手伝って貰って仕事を終えたそうだ。今では母さんがGOATの仕事をPMCの依頼として暴れているPMC共を虐殺しているそうだ。御蔭でスピーディーに解決されているそうだ。その分、父さんが出る必要はなく、書類仕事に専念出来たという事だ。ただ、定時になると容赦無く帰るそうだけど。定時と俺達が寝たら仕事をするそうで、その間だけ空白期間があるそうだ。だが、ここで母さんは暇しているエセルドレーダを投入している。リベル・レギスによって問答無用の殲滅。不正や見逃しは一切なく、逮捕か処刑だ。
「おはよう。誕生日おめでとう」
「おはようございます、お兄様」
おはようのキスをして、レインと一緒に起きる。顔を洗ったり嗽をしたりした後、それから着替えた後、レインの着替えを手伝う。今日は出会った時と同じゴスロリだ。どうやら父親からプレゼントされた物らしい。こういう趣味かと聞いたら、ノイ先生が選んだそうだ。おいておいて、着替えが終わったレインと共にリビングへと行くと、父さんと母さんが待っていた。
「誕生日、おめでとう」
「おめでとう」
「うん♪」
緊張しつつも、お父さんも言ってくれて満面の笑みを浮かべるレイン。取りあえず、2人の親子関係は大丈夫そうだ。
「シャル君に勉強を教えて貰っているそうだな。よく頑張っていると聞いている」
「お兄様は教えるのが上手いですから」
頭を撫でてもらいながら、隣に座って色々と話していく。時たまこちらを見てくるが、俺は母さんを手伝って料理する。
「レインは、優秀なようだな」
「そうですよ。褒めてあげるんですよ」
「わかっている。よくやった。今日は遊びに行こうか」
「うん♪」
「その前に朝食ですよ」
ソファーに座っている2人の前に料理を置いていく。
「これはソイレント・グリーン(完全合成食料)か?」
「デザートは高いどころか手に入らないからな。形を似せてナノの素を調整している」
「大丈夫なのか?」
「特級プログラマー(ウィザード)のお手製だぞ」
「成程」
サラダとフルーツポンチ、パン、目玉焼きといった内容だ。りんごジャムもある。という訳で、食べ終えたら本番だ。
「それで、誕生日プレゼントの準備は大丈夫なのかね? 用意してくれと頼まれた物は用意したが」
「うん。受け取ったから問題無いよ。それじゃあ、ダイブしようか。この場所に移動してきて」
「わかった」
俺とレイン、母さん、父さんは別れてダイブする。
【ダイブ】
そして、イーサ(中継界)を経由して目的のポイントへと飛ぶ。ここは広大な構造体を購入して作り上げた。
「凄
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ