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魔法少女リリカルなのは〜その者の行く末は…………〜
Chapter-3 Third Story~Originally , meeting of those who that you meet does not come ture~
number-25 Walls must exceed
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「ちきしょぉぉぉぉっ!!」
シュテルから収束魔法が放たれるのと同時に燐夜の体から声に反応したのか感情に反応したのか分からないが、蒼い炎が荒れるように噴き出した。
そして、その蒼い炎は燐夜の鋭い眼光が向けられている先。即ち、収束砲撃の後ろにいるはずのシュテルだった。
大量に噴き出した蒼い炎がシュテルに向かう。そして、収束砲撃とぶつかり合った。
鬩ぎ合う灼熱と蒼炎。二人のちょうど中央でどっちかに偏ることもなくぶつかり合っている。それでも、いまだ噴き出し続ける燐夜の蒼炎の方が強いか。徐々にではあるが、押し始めた。
いつの間にかシュテルの
束縛魔法
(
バインド
)
も解けている。それでも燐夜が動かないのは、吹き出し続けている蒼い炎の制御で精一杯だからである。
シュテルも自然とデバイスを握る力が強くなるが、何も変わらない。自分の砲撃がせめぎ負けている事実は変わらない。
そうしているうちに、燐夜の蒼い炎が蒼炎がシュテルの収束砲撃を灼熱を打ち破り、息をさせる暇も与えないかのようにシュテルに殺到した。
抵抗する暇もなかった。視界が蒼に染まり、激しい衝撃と共にシュテルは自分の意識が遠のいていくのを感じた。
燐夜はもう意識を保ってはいなかった。青い炎を制御するだけで限界だったのか、意識を保っていなかったのだ。
二人は意識を失ったまま、海鳴市海上から海に向かって落ちていった。
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