第三十三章
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ドを出してきた。
「本当の意味でカードを切らせてもらいましょう」
髪の奥にある左目が黄金色に光った。そしてカードにその光を当てる。
「!?カードに光を」
「では行きますよ」
出してきたのは力のカードであった。
「い出よ、戦士よ」
カードの中から金鎚を持つ屈強な戦士が姿を現わしてきた。
「そして我が敵を討ち滅ぼさん」
戦士は大きくその金鎚を振り回した。そして唸り声と共に少女に向かって行った。
「凄い力があるみたいね」
少女は自身に迫り来るその戦士を見て言った。
「力は。けれど」
「おっと、戦士だけではありませんよ」
速水はまだカードを持っていた。
「カードは一つではないのです」
「それじゃあ」
「そうです。まだあるのですよ」
今度は吊るし人のカードを出してきていた。
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