第131話 裏切り
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に大きくなる。
マリ「はぁぁぁぁぁっ!!」
リョ「!!?」
ル「リョウ!!」
マリンは大きくなった水の泡をリョウに向かって投げつけた。リョウはその水の泡に体ごと飲み込まれた。ジュビアの水流拘束のようだ。
リョ「ぶはっ!な、何だ、これ・・・」
サ「無駄だよ。マリンの水封泡から絶対に逃れる事は不可能なんだよ☆」
レ「それが例え、聖十大魔道でも・・・」
リョウは必死に手で口を押さえていたが、とうとう水封泡の中で気を失った。
ル「リョウ!!」
ト「リョ・・・リョウ、さん・・・・」
そんなリョウを見てミモリが、
ミ「聖十も大した事無いわね。」
ミモリの発言に、ルーシィが鋭い目つきで睨みつける。
ミ「あ〜、怖い怖い。」
チェ「お前達、必要なものは全て手に入った。戻るぞ。」
ス「イエッサー!」
ティ「ほら、お前も来い!」
ト「うぅ・・・!」
ナ「待ちやがれっ!!お前等ァァァァァッ!!!」
ナツが炎を纏った拳で殴りかかろうとするが、
マリ「水剣ッ!」
またマリンに止められた。
チェ「貴様等はここで消えてもらう。バーン・リクウィッド!」
すると、上空から大量のバーン・リクウィッドが私達に向かって雨のように降り注いできた。
ショ「伏せろぉーーーーーっ!!!」
ショールが叫んだのと同時に、
グ&ユ「アイスメイク、盾ッ!!」
グレイとユモがいつもより倍はある巨大な花びら形の盾でバーン・リクウィッドを防ぐ。だが、バーン・リクウィッドは触れたもの全てを焼き尽くす魔法。氷でも長くはもたない。氷の盾はどんどん溶け始める。
グ「くっそぉ〜〜〜!」
ユ「お願い!最後までもって・・・!」
そんなユモの思いが届いたのか、バーン・リクウィッドは2人の氷の盾が完全に溶ける前に終わった。
フ「た、助かった・・のか・・・?」
グレイとユモは小さく安堵し、そのまま膝から崩れるように地面に座り込んだ。今ので2人はかなり魔力を消耗しただろう。
シャ「あいつ等はっ!?」
辺りを見回しても、鎖の少女の奴等と、トーヤの姿は影も形も無かった。
ハ「行っちゃった・・・」
ウェ「トーヤさん・・・」
ウェンディは目に涙を浮かべている。
ル「そうだ!リョウはっ!?」
慌てて振り向くと、未だに水封泡の中で意識を失ったままの状態のリョウがいた。
ル「リョウ!!」
ナ「おいリョウ!こんなとこでくたばってんじゃねぇよっ!」
ルーシィとナツが水封泡の中に手を突っ込み、リョウを引っ張る。
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