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ポケットモンスターズファンタジー〜導かれし者達の軌跡〜
Reincarnation
光と闇
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んであって、座るところはイスの色にあった色と菱形模様のクッションと・・・しかも軽いよ、これ。サイズもボク達には丁度いいね」
「うん。ちょっと座ってみても良いのかな、これ・・・店員さんに聞ければ良いのですけど。でも、ダメですよね。次見ましょうモルクさんっ」
「う、うん。あのさ今、敬語・・・外してくれてたね?敬語無しの方がやっぱり・・・良い、かなっ。 なんか接し易いと言うか・・・なんと言うか・・・うん///」
「・・・モルクさん、本当に大丈夫? さっきから顔が赤くて、もしかして熱でもあるんじゃ・・・ちょっと失礼します」
「ちょ、ちょっとまっ・・・!!///」
そう言うとアーシアは自分の額をモルクの額に合わせてきた。急なことだったので流石に反応が出来ず、っと言うより動けなかった。
そして額がくっついている本の数秒の間、モルクは完全に固まっていた。当然である。だって目の前に異性の・・・いや、アーシアを見ると自分でもよく分からない感覚に陥っている状態でこんなに接近されれば、誰でも固まるだろう。
もし、会って間も無い人がこんなシチュエーションになったらどんな反応になるだろう。男だった場合は「や、やめろよ!!」とか言いながらも心の中では「こいつ、俺のこと好きなんじゃないか!?」「俺に惚れたのか・・・」とか、想像すると思う。一方女の子の場合は直ぐに払いのけたり「っ!!?/// いきなりなに!!?///」とか。心の中では「え、なにこの人・・・」とか「いきなりなに・・・怖い」とか、最初に防御本能が働く。
でも、実行者がまず女の子だった時は少なからずきごちなくなったり、照れたり、ちょっとツーンとなったりするはず。だけど、アーシアはそんな事無しで普通に額を当てて、体温を測った。つまり、アーシアはモルクの事を好きでも無く、嫌いでも無く、ただ心配しただけと言う事になる。
それはともかく、しばらくしてアーシアは額を話した。
「・・・うーん、少し体温が高いような気がしますね。やっぱり、あの時の戦闘の疲労で・・・」
「ちっ、違うよぉ!! ただ・・・!!///」
「な、なんでそんなに必死に?・・・それにただ、なんなのですか?」
「・・・/// ふぅー・・・ううん、なんでもないよ。多分少しだけ疲れてるだけだと思う。この位少し歩き回ってれば治るよ。心配あ、ありがと」
そう言うとモルクはアーシアから目だけをそらしながら、自分の右手でアーシアの頭をポンッポンッと軽く撫でた。その事にアーシアは、ちょっと照れながらも気持ち良さそうな顔をした。
「なんか恥ずかしいですよ、撫でられる事・・・/// でも、悪い気もしないですね」
「あはは・・・/// あっ、レイエルおかえり!!結構レジ並んでたね?」
「そうなのよ!!でもレジ打ちは始めてだったらしくて・・・まぁ、新人
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