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転生とらぶる
魔法先生ネギま!
0402話
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所はオスティアといって拳闘士の大会が開かれる場所です。それこそ、この魔法世界中から強い人達が集まってきますわよ?」
「本当アルか! ならすぐ行くアル!」

 さすがあの問題児クラスの3-Aで委員長を務めているだけはあるというべきか、あるいは古菲の単純さに呆れるべきか。ともかくあやかの説得のおかげで飛行魚は無事出発する事が出来たのだった。





 精霊の襲撃場所から出発して3日。オスティアまで残り僅かという場所まで来た時に突然茶々丸が反応する。
 尚、茶々丸を含めてこの部屋にいる全員は年齢詐称薬を飲んでいつもの見慣れた幼女姿になっている。

「アクセルさん、皆さん。前方に高魔力反応を確認しました」

 茶々丸のその言葉と同時に、俺も混沌精霊としての能力なのか飛行魚の前方でかなり高い魔力が発せられているのを察知する。

「オスティア祭が始まる寸前のこの時期に感じるこの魔力。嫌な予感しかしないな」

 何しろ、俺やネギの放送で麻帆良から来たネギの仲間達がオスティアに集まっている筈だ。そしてその殆どが賞金首として手配されてる訳で……

「ですが、オスティア祭なだけにナギ・スプリングフィールド杯に参加する拳闘士や観客達の場外試合や乱闘という可能性もありますが」

 そろそろオスティアに到着するという事で準備をするようにと俺の部屋へ来ていたリュボースが俺の言葉にそう返す。

「とにかく、甲板に行ってみましょうよ。そこからなら少しは様子を見れるでしょうし」

 という円の言葉に従い、甲板へと向かう。

「あれ、くーちゃん?」

 甲板へと出た俺達が一番最初に見た光景。それは甲板で驚いたようにオスティア方面へと視線を向けている古菲だった。尚、古菲は年齢詐称薬を飲むとリーチに違和感があるとかで普通に素のままだったりする。……それで見つかって困るのは俺達なんだが。
 暇を持て余した古菲が甲板で身体を動かしているのはそう珍しい光景ではない。
 飛行魚の修理が完了して出発してから3日。狭い船内にいるのはバカイエローの古菲にとっては苦痛らしく暇さえあれば甲板で型の稽古等をしている姿が見られたのだから。
 その方向へと俺達も視線を向けると、そこにあったのは天から降り注ぐ巨大な雷。

「ちょっと、何よあの雷」
「データ検索……ヒット。恐らく大戦期に使用された対軍用魔法地雷の一種だと思われます」
「ちょっ、対軍って! なんでそんな物騒なのがこんな所に仕掛けられているのよ!」

 茶々丸の声に、美砂が反応する。
 それに答えたのはあやかだった。

「確かに普通の喧嘩でこんな大袈裟な代物を持ち出すとは思えませんわ。となると、リュボースさんの仰った喧嘩云々の可能性は低いでしょう」
「だからと言って、貴方達の
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