暁 〜小説投稿サイト〜
【IS】何もかも間違ってるかもしれないインフィニット・ストラトス
役者は踊る
第四六幕 「嵐の前、甲」
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いる。ウォーミングアップも作戦会議もすでに済ませた。後は戦って結果を出すのみだ。

「ねぇ、織斑君。ちょっといい?」
「ん?どうした佐藤さん?」

ふと立ち止まった佐藤さんにつられて一夏も立ち止まる。この期に及んでまだ何か話すことなどあるのか、と思っていた一夏に対し、ぱちっ♪とかわいらしいウインクと共に営業スマイルで佐藤さんはこう告げた。

「あのね・・・もしこのトーナメントを勝ち残れたら、ベル君との対談の場を設ける交渉をしてあげるよ?」
「な ん で す と !?」

それが本当ならば・・・長く活動を続けてきた多くのベルとも会メンバーの努力がついに形となって現れるということ。初日の拒絶から早三ヶ月以上・・・とうとう彼としっかり話し合える機会が巡ってくる!言葉による相互理解を経て、我々の関係は新しい段階へと進むのだ。
佐藤さんの甘言にものの見事に言葉に盛大に釣られる一夏だった。

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