え?あの?え?
[2]次話
俺が目を開けるとそこは真っ白な空間だった。
あー、腹減った。
あっれー。食べるもんが無いな。つか、真っ白だな。
どこ?ココ。
いや、まて。
このパターンはまさか。
俺、死んだ。
でも、ここにいるってことは、来たね〜。神様転生。
どこだ〜、神様〜。
すると俺の前に一人の男が立っていた。
絶対あの人じゃん。
俺は男の人に近づく。
「ヨロシクお願いします。」
挨拶は大事。
「どうも、これから君の小説(第二の人生)を書かせてもらう、作者です。」
「Waht 」(((・・;)
え?あの?え?神様や悪魔、天使、死神ではなく。
作者!!
「その、聞いてもいい。俺って死んだんだよね。」
作者と名乗った男は頷く。
「で、俺は転生するんだよね。」
コクリ。
「じゃあなんで神様じゃないの。普通神様だよね。」
「う〜ん。神様はね転生させるだけなんだよ。つまり転生させるだけで、能力とかは僕ら作者が決めるんだよ。」
「でも作者っておかしくね。」
「作者は仮の名前なんだよ。知ってるかいあの世は暇をもて余している人がいっぱいなんだよ。それを解決するために、呼ばれたのが僕ら作者って呼ばれているものなんだよ。」
へぇ〜、そうなんだ。ぜんぜん知らなかった。
「でもよ、あんたが俺の小説を書くってことは、あんたの書いた通りしなくちゃいけないから俺の自由無くね。」
「大丈夫だよ。転生後は八割が君の自由だ。残りの2割が僕が書くから。」
ということはあれだろ。俺は転生後ほとんど自由だ。しかし、残りの2割ほどは作者が書くためその書いた通りしなくちゃいけないと言うこと。
ま、いっか。
「他の奴らもそうなの?」
「うんうん。君だけ特別で、他の人は神様と話をしているよ。」
いらない。そんな特別いらない。
「さてと、そろそろ行く?」
「いやいや。お前は俺にどこの世界に行くとも教えないで行かそうとするのか。」
それに特典だったて持ってねぇよ。
「ごめんごめん。世界はいってからのお楽しみで。で、特典だけど無くていい?」
「いや、ダメに決まってんじゃん。」
「じゃあ、王の財宝と幻想殺しとかでいいよね。それじゃ、行ってらっしゃい。」
すると俺の足元に穴ができた。
「ちょっと待って、何その特典。全部知らないんだけど。うわぁぁぁぁ。」
俺は落ちていった。
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