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BALDR SKY
08レインとシャルの一日
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親はお母様と呼ぶようになった。

「シャル、お前はどこまで教えているんだ……いや、いい」

「?」

「頑張ってますね。レインはいい子です。デザートにいちごをおまけしましょう」

「やった!」

喜ぶレイン。ぶっちゃけ、既に学校に行く必要も無いぐらい勉強を終わらせている。むしろ、このまま純粋培養した方がスペックは高くなるが……柔軟性は下がる。人付き合いは大事だしな。一応、同じクラスになるように手を回してある。ハッキング的な意味で。じかし、行く先にジルベルトとかい居たら笑えんな。チャント(直接通話)をさっさと渡しておこう。レインの所属は母さんのPMCで問題無いし。
デザートを食べたら、仮想で遊んで寝る前に歯磨きなどをして母さんにおやすみの挨拶をする。そして、ベットにレインと一緒に入る。

「ほら、レイン」

「う、うん……」

携帯端末で父さんにお休みなさいの連絡を入れさせる。直ぐに返信が帰ってきて、おやすみとぶっきらぼうな返事が帰ってくる。ただ、これだけでもレインは嬉しそうだ。

「さて、寝ようか」

「はい。んっ」

レインとお休みのキスをして、抱き合ったまま眠りにつく。基本的にこんな一日だ。レインが寝言でお兄様と呼んでくる辺り、順調に計画は成功している。レインの俺に対する好感度も依存度も高くなってきている。元からその素質もあるし、先ずは完全に身も心も手に入れる。それから、依存度を少しずつ減らして調整すれば公私共に優秀なパートナーになるだろう。









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