08レインとシャルの一日
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た訓練所でランニングマシンを使って走る。ちなみにレインは白いシャツとブルマだ。2台のランニングマシンで一緒にマスクをつけながら走っていく。低酸素トレーニング、で効率よく行う。これが終わったら腕立て伏せや柔軟などを行っていく。それが終わったら全身マッサージを行ってあげる。
「よし、勝負だ」
「はい!」
次は格闘訓練だ。模擬戦をやりながら駄目な所を教えていく。お尻とか叩いてだ。レインの体内には自己増殖能力を兼ね備えたナノマシンが投入してある。これは怪我や傷を瞬時に修復したり、細胞を若い状態で保つのだ。つまり、ツルツルでぷにぷに、もちもちの肌にサラサラの髪の毛という女性には何より嬉しい効果を得られる。もちろん、筋肉痛になる前に強化、修復をしてくれるので、内側はどんどん柔軟かつ強靭な肉体になっていく。簡単に言えば、黒猫のイヴだ。流石にトランス能力はないが。自己増殖能力と組織改編能力を兼ね備えたアセンブラ(第二世代ナノマシン)なら可能かもしれないがな。
「あう〜負けました〜」
「んじゃあ、そのまま風呂に行ってマッサージをするか」
「はい」
汗のいい匂いを漂わすレインを風呂に連れて行って、シャワーで汗を流した後、マットに寝かせてマッサージを施す。
「ひゃうっ、んんっ、んっ!」
気持ち良さそうに喘ぐレインの肌を楽しみながら、アフターケアを終える。それから交代で俺にもしてもらう。それが終わったら、2人で湯船に入って風呂の中でもモミモミする。ただ、流石に俺もレインも幼すぎてアレな事はしない。ただ、肌触りは気持ちいいので触るけど。
「はふぅ〜」
「気持ちいいか?」
「はい、お兄様の気持ちいいです」
きわどい事を言ってくるが、無視する。お風呂を堪能したらパジャマに着替える。レインは猫の着ぐるみみたいなパジャマだ。
「二人共、ご飯ですよ」
「「は〜い」」
パッフェルさんモードの母さんの家事能力は高かった。プロ並みに料理も美味しいのだ。
「父さんは?」
「勲は泊まり込みですよ。数日後のレインちゃんの誕生日に休暇を取るため、お仕事です」
その言葉を聞いて、レインは嬉しそうにする。やっぱり、ちゃんと愛されていると分かると嬉しいのだ。
「レイン、あ〜ん」
「あ〜ん」
もきゅもきゅと食べるレインをどんどん餌付けしていく。逆にあ〜んをしてもらったりもする。それを母さんが楽しそうに見ている。
「やっぱり、娘もいいものだな」
一瞬だけヘイゼルモードになっている。
「そういえば、誕生日が過ぎたら小学校ですが、準備は大丈夫ですか?」
「大丈夫です、お母さん。微分もちゃんとお兄様に教えてもらいました」
レインは母さんの事をお母さんと呼び、前の母
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