暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
魔法先生ネギま!
0401話
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外とも言える魔力に、数十万近い精霊を貪り食ってその身に宿した魔力。それが、幾らなんでもあやか達の念話だけでどうにかなるのか?
 精霊を喰らう。つまりは、精霊を構成していた魔力を食らう……そうなると。
 ステータス画面を表示してその画面を確かめ……

「……何っ!?」
「アクセルさん? やっぱりどこか具合でも?」

 俺が紅茶を飲んでいる間、黙って側に控えていた茶々丸が声を掛けてくる。
 まぁ、紅茶を飲んでいたと思ったらいきなり叫んだんだからな。無理もない。

「いや、ちょっとな。少し考え事をしていて驚いただけだ」

 だが、今の俺はそんな茶々丸に対して短く言葉を返すしか出来なかった。
 何しろ、俺のステータス画面が色々と予想外の事になっていたのだから。
 まず、あれだけの精霊を倒したというのにレベルは変わらずに39のままだ。自分より弱い相手を倒した時の経験値は少ないというのはこれまでの経験で理解はしているが、それにしても数万、数十万単位の精霊を倒したというのにレベルが上がってないというのはおかしくないだろうか。ただ、レベルが上がっていない理由は撃墜数をみれば納得するしか無かった。撃墜数392。そう、最後に俺が確認した時と変わりない数値だったのだ。つまりあの戦いで精霊を大量に倒したにも関わらず、ステータス的には一切その恩恵を受けていない訳だ。
 そして同様にあれだけの精霊を吸収したにも関わらず、魔力。即ちSPもステータスを最後に確認した時同様470のままだ。まぁ、これに関しては吸収してもステータスアップするなんて現象はこれまでも無かったのでしょうがないと言えばしょうがない。
 ただ、魔力で構成されている精霊を吸収したのだからもしかして……と思っただけなのだから。

「……そしてこれ、か」

 ステータス画面で起こった最も著しい変化。それは、PPの現在値が15まで減っているという事だ。
 確か最後に確認した時の残りPPは715だった筈。そうなると俺は700もの大量のPPを失ってしまったのだろう。何が原因だ? と、一瞬考えるがその答を俺は殆ど本能的に理解していた。
 恐らく、俺が闇の魔法の影響で暴走して魔物化した状態から意識を取り戻すのに保有していたPPを殆ど全て消費したのだろう。もちろん従者としてあやか達がやってくれた『念話』による呼びかけがあってこそなのだろうが。
 700ものPPを消費して意識を取り戻したのは、安いと見るか高いと見るか。
 ……どう考えても安いだろうな。何しろあのままだと俺は完全に魔物と化していたのは間違い無いのだから、それに比べたらこれまで貯めてきたPPの殆ど全てが無くなってしまうのなんてそう大した問題じゃない。
 そして、最後に気が付いた事。それは、スキル覧だ。当初鬼神化だったものがヘルマ
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