例えばこんな無茶をしてた同居人は深く反省するべきだろ
[1/4]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
7月8日
俺は今、自分にしては珍しいと思う程度に怒っている。
まったくジェーンさんは一体何考えてたんだ。一人で勝手に出撃した挙句身体ボロボロの血みどろだし、途中で追いつかれた箒ちゃんもあまりにスプラッタな姿に失神しかけてたぞ。
本人曰く俺に無茶して欲しくなかったとか言ってたけどそりゃこっちの台詞だ。体が丈夫だか何だか知らないがそれで死んだら俺達が悲しむとかちょっとでも考えなかったのか。それなりに仲良くなったつもりだったがひどく裏切られた気分になったのでチョップかましておいた。
シルバリオ・ゴスペルちゃん･･･ルルちゃんと名付けよう。ルルちゃんは様子を見た限りでは必死に操縦者を守ろうともがいてるだけのようだ。凄い量の攻撃飛ばしてきた。すげー光の翼だよ！T-LINKフェザーも思い出す。α久しぶりにやりたくなってきたなぁ･･･フフフ･･･デッドエンドフフフ･･･
なーんて考えてる場合ではないのですぐさま接近して取り付かせてもらう。羽はかわいそうだけど切り取らせてもらった。ちょっと強制的にアクセスして･･･なんだこれ。周囲の全ISを敵性体と誤認させるプロトコル！？こいつが原因か！！
”八紘一宇”発動。このプロトコルを強制排除するウィルスを有線でブチ込んだら大人しくなった。
疲れたろう、操縦者さんは俺達が助けてあげるから今はお眠り。
丁度その頃他の皆が来たのでルルちゃんと操縦者さんを任せて俺は箒ちゃんと一緒にジェーンさんを旅館に連れて帰った。･･･もう出血が収まり始めてる。実は秘密組織の改造IS人間だったんだろうか？
さて、応急処置も済ませた所でSEKKYOタイムだ。
ガミガミガミガミ何で一人でガミガミ友達（アリスのこと)さんを心配させてガミガミそもそも先生に無断でガミガミ俺やラウラさんに一言も言わずガミガミガミ人のこと心配させてガミガミそんなに信用できないかガミガミガミ自分の力を過信するからガミガミガミ大体普段からジェーンさんは俺に対して過保護すぎてガミガミガミガミ･････････
一通り言ったらすっきりした。ジェーンさんは精神的疲労からかぐったりしている。いい気味だ、皆を心配させたことをたっぷりと反省するがいい。･･･彼女の中にいるニヒロちゃんは相変わらず沈黙を保っているがどういう子なのだろうか。明日はその辺をがっつり聞こうと決めた。
7月9日
臨海学校が始まって三日経った。つまり今日で終了だ。いや本当はもう1日くらいあったけど中止らしい。何か初日以外は振り回されたり戒厳令喰らったりいろいろ大変だった。まぁ皆でバスに揺られながら学園に帰ってるから無事に済んでよかったと考えるべきか。
今日になって知ったことだが、おりむーは皆が帰って来たころに目を覚まし、何か独りで出撃してたけど
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ﾍﾟｰｼﾞ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿ｻｲﾄ〜
利用規約/ﾌﾟﾗｲﾊﾞｼｰﾎﾟﾘｼｰ
利用ﾏﾆｭｱﾙ/ﾍﾙﾌﾟ/ｶﾞｲﾄﾞﾗｲﾝ
お問い合わせ
2024 肥前のﾎﾟﾁ
しおりを解除