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Fate/magic girl−錬鉄の弓兵と魔法少女−
A's編
第七十八話 夢幻の終わりと深淵の誘い
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になる。
そのためにも消火活動は絶対に必要な事だった。
(大丈夫。今、災害担当の局員が向かっているわ)
(それから闇の書さんは駄々っ子ですが、話は通じそうです。
もう少しやらせて下さい)
まだ諦めないと絶対に止めてみせると呼吸を整えながら、空になったマガジンを捨て、新しいマガジンを再装填する。
「マガジン残り三本。
カートリッジ残り十八発
スターライトブレイカー、撃てるチャンスあるかな」
なのはとて、このまま同じ戦い方をしていては墜とされる事はわかっている。
必要なのは高い防御力を誇る闇の書の防御を撃ち抜く事が出来る一撃。
それゆえに
「I have a method.(手段はあります)」
Call me "Exelion mode."」
最後の手札を使う事をレイジングハートは主に進言する
「駄目だよ。アレは本体を補強するまで使っちゃだめだって。
私がコントロールに失敗したら、レイジングハート壊れちゃうんだよ」
自身の相棒を失う恐れ。
魔法に出会ってまだ一年も経っていないが、その中でずっと一緒にやってきた大切な愛機。
それゆえに最後の手札を使う事は出来なかった。
だが
「Call me.
Call me, my master.」
勝つために手札を使ってほしいと、自身を信じて、私も信じてほしいと思いを込め、言葉を繰り返すレイジングハート。
レイジングハートを思い信じているなのは
なのはを信じ限界までそのスペックを使う事を躊躇わないレイジングハート。
ゆえになのはも覚悟を決めた。
「お前ももう眠れ」
「いつかは眠るよ。 でもそれは今じゃない。
今は、フェイトちゃんとはやてちゃんを、士郎君を助ける。
それから貴方も。
レイジングハート、エクセリオンモード―――ドライブ!!」
「Ignition.」
カートリッジがロードされ、レイジングハートの最後のモードが展開される。
「繰り返される悲しみも、悪い夢もきっと終わらせられる」
再び構えをとるなのは。
それを墜とすべく
「Photon lancer, genocide shift.」
膨大な魔力弾が展開された。
side フェイト
夢とわかっていても幸せで穏やかな夢。
手に入らないと思っていた母さんとの生活が手に入った。
だけどそこにはリニスとアリシアはいなかった。
でもここには二人がいる。
もう会う事も一緒に過ごす事も出来ないと思っていたリニスとアリシアがいる。
それなら私が生活してきた世界はどうするのだろう。
大切な友達がいる世界を捨てて、ただここで穏やかな生
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