妹みたいな、妹では無かった娘
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い言い訳を、信じてくれたのかどうかはわからないけど。
それでもそれは、村のみんなの願いでもあったから。
みんなの協力で、なんとか気持ちを伝えることはできた。
やっぱり、振られてしまったけど。
自分で悲しませておいて、おにいちゃんぶって未練がましく手を伸ばす僕の身勝手さを断ち切ったのは、やっぱり彼だった。
完全に負けた思いであとを任せて、それでもまだ未練がましく振り返って。
彼に抱き締められる、彼女の姿が見えた。
……終わったんだな。
気付いた時には失って、帰ってきても手に入れられる期待も持てないまま、また失って。
本当に、これで。
僕の恋は、終わったんだ。
最初から、僕に釣り合う相手では無かったけど。
それでも、できれば。
僕が、隣にいたかった。
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