暁 〜小説投稿サイト〜
ロボティックス・ワールド-Robots of underground facilities-
4.廃棄フロア
かなり乏しい第四層

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…第四層

今までは処理工程が見られたが第三層の焼却炉で処理は終わりだ
四層なんてエレベーターの扉があるくらいだ

「はぁ…、もうエレベーター多すぎだろ、なんで制御フロアまですぐ行けるエレベーター無いんだよ」
『それほど厳重って事なんじゃないか?』
「…うーん?」

制御フロアなんてそんなに行かないからなー…
知ってるのは電気系統を制御してるくらいだし

「制御フロアってことは電気系の事以外も制御してるのか?」
『うん、たぶんね、アーカイブシステムにはそのくらいしか書いてないから俺もわからないが』

アーカイブシステム、簡単に言えば辞書みたいものだ
歴史、施設の情報が保存されていて、それを管理しているのは人間だ
この施設には居ない

「さーて、エレベーターがそろそろ来るはず」
『…お前いつからスイッチ押してると思ってた?』

あ、そういえば押してなかった

「…今押したからな、あとちょっと待てば来るはず」
『はぁ…』

あ、呆れたって感じ出してる
顔がないからわからないけどなんとなくそんな雰囲気出してる



やっぱ長いな、流石巨大原子炉
今までみたいに下のフロアまでの距離が短くない

「やっと来た」
『そのほとんどはお前のせいだけどな』

エレベーターが来て扉が開く
そしてエレベーターにしばらく閉じ込められる

長いよ、ほんと…

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