A’s編
さあ、終わらせよう
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ら攻撃を与え、フェイトが力技で破壊する。
しかし、それだけでは闇の書の動きは止まらない。
むしろ、またバリアを張ってくる。
「美愛、アリシア、慎吾!」
未だに出ていないオレたち四人が、今度は出撃する。
「絶対、倒すよ!」
「慎吾、足引っ張ったら怒っちゃうよ?」
「なんでアリシアは足引っ張ると思ってんの!?」
「ほら、巫山戯てないで行くぞ!」
まず最初にアリシアが三人のステータスを底上げし、そのあとはチャージに入る。
次に溜めの少ない慎吾が双剣を持って突撃する。
「喰らいやがれ!剣気開放、風塵劫風斬(シュナイデン・ヘレヴィント)!!」
慎吾の魔法は剣に風を纏わせて切れ味を増すだけでなく、周囲の空気までもを匠に操って加速までしていた。
「次は私だね!来たれ氷精、爆ぜよ風精「氷爆(二ウィス・カースス)」!」
美愛は闇の書の周りに大量の氷を出現、爆発させ凍気と爆風で攻撃する。
「アリシア、行けるか!?」
「もちろん!闇夜切り裂く一条の光。我が手に宿りて敵を喰らえ!白き光(フルグラティオー・アルビカンス)!」
アリシアは現在使える最強の魔法、を使用する。ちなみに効果は周囲に大量の稲妻を発生させるため、割と高度な魔法だったりする。
そして、最後に。
「ものみな焼き尽く浄化の炎。破壊の王にして再生の微よ。我が手に宿りて敵を喰らえ。紅き炎(フラグランティア・ルビカンス)!」
オレは爆炎を放ち、闇の書に突撃する。
発生させた爆炎がロケットのようにオレを加速させる。
「我が身に宿りし炎、集いきたりて敵を撃て!紅蓮蜂(アペス・イグニフェラエ)!!」
そして爆炎となっていた炎が形を成して蜂になり、当たったものを片っ端から爆発させていった。
すべての攻撃が終わるとバリアは砕け散り、何にも守られない闇の書が現れる。
「はやて!」
「彼方より来たれ、宿り木の枝。銀月の槍となりて打ち貫け。石化の槍、ミストルティン!」
はやての放った魔法はそのまま闇の書にあたり、身体が石になって固まってゆく。
「ラストを頼むぞ、クロノ!」
「凍てつけ!」
たった一言で周囲の気温が一気に下がり、闇の書は氷漬けになる。
「なのは、フェイト、陽龍、美愛、アリシア、慎吾、はやて!」
そしてオレたちは魔力を溜め、もう一度放つ。
「全力全壊!スターライト・・・」
「雷光一閃!プラズマザンバー・・・」
「今ここに古より甦れ、太古の炎よ。純粋なる穢れなき炎、全てを滅ぼせ」
「蒼き水の波紋、我が足元に広がれ。其れよ、針と成せ」
「影の地、統ぶる者。スカサハの我が手に授けん。三十もの棘を持つ愛しき槍を」
「虚空より風を起こせ、砂塵の嵐で埋め尽くせ。見えなき無数の刃、彼の
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