第130話 古い道化師
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ガタガタガタガタ。
ナ「おぉぉぉ・・・・うぷ。」
ハ「ナツ、大丈夫?」
フ「こんな狭いところで吐くんじゃねぇぞ。」
私達は、新たに生まれた闇ギルド最大勢力、ビゲスト同盟の1角の鎖の少女を潰す事になったんだ。
ル「ねぇリョウ、一緒に鎖の少女を潰す古い道化師ってどんなギルドなの?」
ウェ「それに、鎖の少女のギルドの事も気になります。」
ルーシィとウェンディがリョウに聞く。ちなみに、私達は魔道四輪に乗って、集合場所である古い道化師のギルドまで移動中。でも、借りた魔道四輪は中がすごく狭くて、全員は乗れなかったんだ。だから、運転席にはエルザとショール、屋根の上にはグレイとユモ、後の私たちは中に乗ってるけど、ものすごく窮屈。しかも、
ナ「おぷ・・・」
ナツはこのとおりグロッキー状態。それに構わず、ルーシィの質問にリョウが運転席と屋根の上にいるエルザ、ショール、グレイ、ユモにも聞こえるように話し始めた。
リョ「まずはウェンディの質問から答えるな。鎖の少女はたった7人で最大勢力の闇ギルドだ。それぞれたった1人で街を1つ消す事が出来る魔力を持っているんだ。」
ト「た、たった7人・・・!」
マ「すごい少ない闇ギルドだね。」
ル「そこじゃないでしょっ!ていうか、そ、そんな危険すぎるギルドを潰すのぉ〜!?」
ルーシィは私に突っ込みながらも顔が青ざめている。
ハ「ルーシィ、汁すごいよ。」
ル「汗よっ!」
この2人で漫才出来るんじゃないかな〜?
ショ「それで、ルーシィの質問の俺達と連合を組む古い道化師はどんなギルドなんだ?」
ショールが運転席から身を乗り出して聞く。
リョ「古い道化師は、新人ギルドでありながらも、魔道士はかなりの実力者揃いだ。今回は古い道化師の魔道士6人と連合を組む事になっている。」
新人でも強い魔道士ばかりなんてすごいな〜。
ユ「そういえば、何で集合場所が古い道化師のギルドなの?」
ユモが屋根の上から問う。
エ「それは私が答えよう。鎖の少女が隠れ住んでいるという場所から、古い道化師のギルドはとても近いんだ。」
シャ「そんなに近くにいて、今までよく無事だったわね。」
確かに、言われてみればそうかも・・・すると、
グ「噂をすれば、あれじゃねぇか?集合場所の古い道化師のギルドっていうのは?」
グレイの声にナツ以外の皆が窓から顔を出す。森の奥に
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