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BALDR SKY
07幼女レインちゃん、登場!
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ちゃんと呼んでくる。お兄様かも知れないが。レインは将来美人になるのは確定だ。空にご執心の甲に尽くすレインはぶっちゃけ可哀想だ。結構非道いめにあって、捨てられ、殺されるルートまである。妨害する気は満々だが、ちょっと想像してみよう。あの甲に心酔し、尽くしまくるレインを想像し、甲の位置を自分に変えてしまう。うん、いいんじゃないか?

「……お兄様、よろしく、お願いします……」

「あ、ああ……」

兎のぬいぐるみに顔を半分隠して、上目遣いに不安そうに見てくるレインボー。いや、かなりいい。というか、今からなら光源氏の如くレインをこの身の子に育て上げてしまえば、エセルドレーダと合わせて両手に花状態じゃないか。

「大丈夫です、問題有りません(キリッ」

「そ、そうか……」

勲の方に言った後、レインに向き直って近づく。ビクビクと震えるレインの頭を優しく撫でてやる。

「じゃあ、遊ぼうか」

「うん! あっ……はい……」

わざわざ言い直してくる。躾られているな。取りあえず、レインの手を取って、立ち上がらせる。

「レイン」

「は、はいっ」

勲に呼ばれてびくんと震えるレイン。レインは俺の手を小さな手で握りしめてくる。

「こら、レインを威圧するな」

「ぐっ。したつもりは無いのだが……」

「まあ、おいおいだな」

「取りあえずレインはシャルトス君に家の中を案内してあげなさい」

「……は、はい、分かりました……」

「シャルも行ってこい。だが、外には出るな。私達は片付けをしておく。ああ、駄目だ。これでは気分がでんな。着替えるか」

「おい」

俺は取りあえず、さっさとレインに色々と案内して貰った。それで分かったのだが、この家は結構大きい。お風呂場とか、空いている部屋も多く、倉庫になっている所もある。ただ、どこも綺麗になっている。ハウスクリーニングでもしたようだ。一室は研究室にさせてもらおう。その後、レインの部屋に案内された。なんていうか、レインの部屋は少女趣味だった。ぬいぐるみがいっぱいある。猫や犬のだ。

「もふもふが好きなのか?」

「……好き、です……」

「そうか。俺も好きだぞ」

パァーと笑顔になり、こくこく頷くレイン。でも、直ぐに陰った。

「でも、飼っちゃ駄目だって……」

「現実じゃ駄目だろうな。だが、仮想なら問題無いだろう。ちょっと待ってろ。レインににゃんこ達をプレゼントしてあげよう」

「本当ですか?」

「ああ」

「やった!」

物凄く喜んでくれるので、俺は張り切る。その為に荷物を取りに行く。

「母さん……」

「どうしましたか?」

リビングに戻ると、呆れた勲にてきぱきと指示するパッフェルさんが居た。服装は
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