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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第151話】
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先に福音が居るはず」
辺りを見渡すと、子供が遊ぶような遊具が所々に見えた。
足元も、ふわふわした芝生で、雨が降ると滑りそうな感じだ。
ムラクモが案内する形で、俺はその後ろを追従した。
歩く度に、ムラクモの結んだポニーテールが揺れ、まさに馬の尻尾を思わせる――そんな感じに規則よく揺れていた。
「……なあムラクモ。コア毎にやっぱり風景が違うのか?」
「ん?……そうね、違うけど、結構搭乗者の心理状態も反映される時もあるから、一概にはコア毎に違うとは言い切れないかな?」
「成る程……。こうなったら全コアの中を覗いて見たくなるな」
「ふふっ。コア巡りの旅?――コア・ネットワーク経由なら案外難しくないかもね?一応私たち、いつも情報交換出来る様にはなってるし」
「へぇ……じゃああまり寂しいって思わないのか?」
「……どうかな?――なんて、やっぱり寂しい時は寂しいよ?――搭乗者と話が出来るコアってあまり居ないからね」
「……そっか。実体化出来るなら寂しくなくなるのにな」
そんな何気無い一言に、ムラクモは反応する。
「……そうね。いつかは貴方の世界をこの目で見てみたいな。――私たちは、ISを展開した時に映し出されるハイパーセンサーの映像とか、録画された映像しか見れないから殆どが戦いばかりだし……」
「そうか……模擬戦しかり、武装テストしかり、大会しかりと殆どが戦いだもんな」
「……うん」
寂しそうに返事をするムラクモの頭を、撫でる。
その行為に驚き、ムラクモは俺の方へと振り向くが――。
「ん……何だか、凄くぽかぽかする」
「そうか?……てか、ここならムラクモに触れられるんだな」
「……私も、今初めて知ったよ。――でも、嫌じゃないよ?」
そう告げるムラクモの頬は、他の子みたいに朱色に染まっていた。
「……そろそろ福音の居る場所だよ?ヒルト、気をつけてね?」
「……あぁ、一応気を付けるよ」
ムラクモと共に歩いて行くと、泣いている小さな女の子を見つけた。
多分、この子が福音なのだろう。
「ムラクモ、コアによってやっぱり小さい子から大人の女性まで様々なのか?」
「……大体は見た目中学生ぐらいから高校生までが多いよ?――私はどう見える?」
「う?……女子高生ぐらいか?」
「うん。そうだよ?貴方とお似合いの年齢ぐらいかな?なんてね」
ペロッと舌を出すムラクモを見て、頭をかく。
何気にムラクモには好きって言われたんだよな……。
そんな風に考えていると、慌てたようにムラクモが口を開き。
「ほ、ほら。早く対話しなさ
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