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真・恋姫無双 矛盾の真実 最強の矛と無敵の盾
拠点フェイズ 3
拠点フェイズ 孔明 鳳統 劉備
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たせるのはどうかと思うし」
「お願いします……憲和くん、これを至急三十ほど模写して、竹簡を各交番に届けさせてください」
「了解ですー!」

 ばたばたと走ってきた、雛里よりちょっとだけ背が高い子供……簡雍が、竹簡を受け取って文官数人と共に、作業を開始する。

「あの子……文官なの?」
「はい……あの、色々と細かいことを頼んでいます。あれでも、私達より年上です……」
「え!?」

 小さな身体で必死に竹簡を書く姿は、まるで雛里の弟のような容姿なのに。
 文官って、幼児体型になりやすい……?

「……なにか失礼なことを考えていませんか?」

 いいえぇ、ちっとも。
 ソンナコト、カンガエテモイマセンヨ……ハハハ。




  ―― 劉備 side ――




「劉玄徳様……いつもありがとうございます。こんな爺の話を長々と……」
「いいえ、長老さん。皆さんがいるから、私はなんとかやっていけるんです。いつでもお話は聞きますから、どうかこれからも力を貸してくださいますか?」
「も、もちろんでございます! ほんに、ほんにありがたや……」

 私の目の前にいる、北区の長老さん。
 元々はこの辺の最年長のおじいさんだったんだけど、九区に分けた区画整理の住民代表に祀り上げられちゃった人。
 この地域は北門の管理もあって、区画整理で住民の移動が一番大変だった。
 その周辺住民の説得にも力を貸してくれた長老さんのお陰で、やっとこの地区の再開発ができたといってもいい。

「今後はこの漢中も拡張されますから、住人はまた増えていくと思います。何かあればすぐに言ってくださいね?」
「はい。儂にできることでしたらなんでも、おっしゃってくだされ」
「ありがとうございます。ではまた……」

 長老さんに手を振って、その場を離れる。

「さてと……次は、新しく住居が建てられた北東地区のお婆さんの所かな」

 ちょうど、北地区の開発区画から、住民が移住することになった北東地区。
 ここには新しく建てられた住居と、鍛冶や小物などのお店が並んでいる。

 新規で移住することになった人たちの区画でもある。
 きっと、問題もいろいろあるに違いない。

(少しでも意見を聞いて、皆が暮らしやすくしないとね)

 そう思って、足を向けた所に――見知った人物を見つける。

「あ! ご主人様だ! ご主人様ー!」

 私が声を上げる。
 と、視線の先で、急に慌ててキョロキョロしはじめたご主人様。

 ???
 どうして慌ててるんだろう?

「あ!? と、桃香!」
「おーい! ご主人様、こっちこっちぃ!」

 私がぶんぶんと手を振ると、慌てて走ってくる。
 はにゃ?
 なんで慌てているん
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