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はたらく白野くん
岸波白野、勇者、魔王日常に戻る
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の世界に来てしまいました。
「帰りたいとは?」
思いません。今この世界には、桜やセイバー、アーチャー、キャスター、ギルガメッシュがいるこの世界で、生きていこうと思ってます。
「それじゃ、白野君の世界には魔術師は多いの?」
 いえ、自分の世界は、魔術に必要な“神秘“が無くなり”現実世界“では魔術を使うことはできなくなりました。
「神秘?現実世界?」
 はい、神秘が何故、無くなったかはわかりませんが自分のような魔術師は、霊子の中に魂を送ることができ、その中で魔術を使うことができます。
「それじゃ、誰でも魔術師になれるじゃないの?」
いえサーキット、と呼ばれる先天性の特殊な資質を持たないと、自分の魂を霊子化することができません。
「じゃあ、なんでこの世界で魔術を使うことができるの?」
「それは、私の方が詳しいのでここからは私が説明しよう」
アーチャー?
「私は魔術を行使している。それは私が生きていた時にはまだ“神秘”があったからな。
まず霊子ハッカーは“ウィザード”と呼ばれ、衰退した魔術師を“メイガス”と呼び、私はメイガスである。
そして何故、この世界でも魔術を行使出来るというのは、この世界にも魔術基盤という“世界に刻み付けられた”世界のルールがある。これは簡単に言うと、魔術師の体内、もしくは外に満ちた魔力を、魔術という技に変換するシステムだ。
そして、魔術師は体内に、擬似神経”魔術回路“を持ち生命力を魔力に変換して魔術を行使できる」
「それじゃ、岸波君が闘いの後、倒れたのは魔術を使いすぎたからなの?」
「その通りだ、遊佐君
マスターは、魔術師として三流の腕しかないし、体内には魔術回路が私の知る魔術師の半分しかない、しかもほとんどは、うまく使えてはいないためすぐ魔力を使い果たしてしまう。」
「そんじゃあさ、俺からの質問だけど、白野君と君らの関係は?」
「マスター」
「婿!!」
「旦那様!!」
「……恋人ですかね?」
 いや、どさくさまぎれて、みんな何を言っている?
桜も顔を赤くしないで、自分も何か恥ずかしい
「桜君を、除いて私たちはサーヴァントと呼ばれている存在だ、サーヴァントは使い魔との最上級のランクで、魔術よりも上にある存在だ。
そしてサーヴァントは、英霊と呼ばれている存在でもある。英霊とは、神話や伝説の中であげた功績が信仰を生み、その信仰をもって人間霊である私たちは精霊の領域にまで押し上げられた人間サイドの守護者だ。
佐々木君にわかりやすく言うと、アーサー王も我々と同じ存在だ。」
「アーチャーさんたちは、死んでいるんですか?」
「ああ……大分前に、もう死んでいる。故に、我々は自分の真名を他者に分からないようにしなくてはならない、弱点がまるわかりになってしまうからな。
そして、我々は、召喚されると7
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