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スーパーロボット大戦OG+A
影は鏡に
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キョウスケ・ナンブ……お前たちに説明する必要はない……大人しくしていれば、命の保障はしよう。この機体には自爆装置がある……ただの火薬ではない、この機体の自爆装置はお前たちはもちろんヒリュウ改、ハガネも撃墜する威力だ……大人しくしていばシャドウミラーの兵士として生かされる、やることは今と変わらない……特にアクセル隊長……貴方は、大人しくしてもらおう」
 ラミアは殺したくないと思った。何故かわからないがそう感じていた。
「ラミア……いや、W17、俺を隊長と呼ぶな。前にも言ったはずだ」
 完全とは言えないまでも記憶が元に戻ったアクセルはラミアに向かって発した。
「……私は、そのような命令は受けていませんが」
 ラミアは口調が変わったアクセルに、自分の知っているアクセルに
「やはり、俺はあの時……転移していたのかこの世界に……」
 アクセルは、だんだん記憶を取り戻しながら呟いていた。
「W17?それはラミアさんのことですか?」
 クスハはアクセルの言葉に対し
「ああ……クスハ・ミズハ、それが正式名称だ……」
「アクセルが隊長!?おい、お前も敵だって言うのかよ!!」
 まだ状況がわからないのか、マサキはアクセルに噛みついてきた。
「いや、マサキ・アンドー……俺はお前らの敵ではない。まぁ、ここで言っても信じて貰えないだろうがな、もし信じられないのであれば後ろから討っていいぞ、これがな」
 口調が変わりアクセルがその問いかけに答える
「……アクセル、お前は敵ではないのではないのか?」
「ああ、キョウスケ・ナンブ……」
 アクセルは、これも皮肉かと思いながらこの状況を見ていた。W17がもし、かつての自分と同じなら、だが自分の知っているW17は自分を持たない、持つことができない、出来がいいだけのただの人形だ。自分と同じ行動がとるわけがないと考えていた。
「ラミア!!ふざけんじゃね!!自爆したら、お前も死ぬんだぞ!」
 マサキはラミアに向かって叫んだ。
「無駄だ。マサキ・アンドー……奴は人形……死という概念さえ、わからんさ」
 アクセルはマサキに向かって、冷たくそう言ったが口元は少し笑っていた。この部隊は甘いと、ならばラミアは変わっているはずだ。
(人形……やはり、私は……だが、何故アクセル隊長に言われるとこんなにも……)
 ラミアはアクセルの人形と言われると、『こちら側』のアクセルには言われたくないと思っていた。
「ラミアちゃん……どうして、こんな事を?」
「それが、私の任務だからだ……」
 ラミアは、心を苦しく言った。
「W17……いや、ラミア……貴様に聞きたいことがある……迷っているのではないか?」
 アクセルはラミアとの会話を聞きながら、まるでかつての自分と重ね合わせていた。ならばこのラミアも自分と同じ道をたどるの
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