黒い堕天使
[4/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
「きゃあー!!ライディース様めっちゃいけ……もとい凛々しいですわー!!あの今夜……」
ライに黄色い声援を出しながら、急にシャイン王女はライに倒れこんできた
「シャイン王女!?」
ライは倒れたシャインを支えた。
「炎……地……爆音……はじける」
19時丁度になった瞬間城の周りで爆発を起こした。そうすると顔を隠して武装集団が城を包囲した。
「ふむ、王女がいないと身代金の額に影響しますからね……こちらから、お迎えにいきますかね」
アーチボルトはそう呟くと、部下を連れて歩き出した。
リクセント公国・城
「いやあ!!」
ラトゥーニはテロリストらしき者を蹴り倒していた
「この方々は!?」
「おそらく、ただのテロリストではないでしょう……武器や手際のよさ……警備は強化していたのに」
「状況を確認しにいったジョイスとも連絡がつきません」
その時銃撃の音がした。
「お分かりの通り今のは、警告です……いやー、大人しく人質になってくれませんかんね、シャイン王女」
「貴様何者だ!?所属は!?」
「僕の名前はアーチボルト・グリム……雇い主は教えられませんので」
ライはアーチボルトと言う名を聞くと持っているマシンガンを構え、怒りに含みながら睨みつけた
「おや、僕の名前を知っているんですか〜?」
「忘れるものか!!エルピス事件の張本人を!」
「まぁ仕事柄恨まれることは多いですが……良ければ貴方のお名前教えてくれませんかね?」
「ライディース・F・ブランシュタイン!!」
「ほうーブランシュタインと言うとあの黒い竜巻・エルザム君の弟ですかー」
「貴様のせいで義姉上が!!」
怒りで顔を睨んでいた。
「くははは……はははは……いい反応ですねーエルザム君に教えた時もいい反応でしたよまるで自分は冷静ですよという振りがー」
「アーチボルト!!」
怒りが頂点に達したのか、マシンガンでアーチボルトに対して撃っていくが、全弾アーチボルトの前で落ちていった。そして銃弾を止めたと思われる者たちが姿を現した。彼等にはステルスがしてあった。だが、彼等を人とよんでいいのかわからない。何故なら誰も同じ格好で生気を感じられなかった。
そのうちの一体がライに襲い掛かってきた。
「ぐっ!?こいつ!?」
そのスピードは一瞬であり、反応できなかった。
「おっと殺しては行けませんからねー」
「くっ!こいつらは!?」
「いやーさるお方から借り受けたんですが……僕もわからないですよー……いやーもしかしたら人ではないかもしれませんねー」
その時スモークが出て、周りの視覚を遮っていた。そしてライを捉えていた者が倒れライに通信が入った
『私が敵を足止めする。少尉は早く非難したまえ』
「その声は!?」
スモークで周りは見えないがライはアーチボ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ