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スーパーロボット大戦OG+A
黒い堕天使
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ないんだな、これが」
 申し訳なさそうにギリアム対して言う
「あとギリアム少佐これ、見てくれ……もしかしたら、あんたなら知っているかもしれねーからな」
 アクセルは写真を見せた。
「どれ……!?」
 ギリアムは写真を見ながら内心驚いていた。写真にはかつての、懐かしき友が写っていた。
「どうやら、俺は勘違いしていたようだ、申し訳ない」
 ギリアムは目の前にいるアクセルは自分が前にいた世界の住人ではないことに気づいた。そしてこの世界ではないとも気づいた。
「んで、俺を知っているのか?」
「……いや、君によく似た人物は知っているが、君自身は知らない」
「そうか、なら聞いても仕方がない」
「信じるのかね、いきなり襲ってきた俺の言うことを?」
「ああ、それに半端な知識はいらねーんだな、これが」
 そう言うと、夜会の方が騒がしくなってきた。アクセルとギリアムはそれに気づき城に向かった。

リクセント公国・街中
 そこには、パレードを見ている袴姿のキョウスケに肩を出したドレス着たエクセレンの姿があった
「いいのか……夜会に出なくて?」
「ええ、あっちは色男にラトちゃんに任せるの……それに久しぶりの二人だし……今は任務中?」
「街の警邏は任務に入ってないさ」
そう聞くとエクセレンはキョウスケの腕に抱き付いた。
「二人きりか……覚えているか?中国でのアンノンウの声を」
「ええ……PTの通信記録にも残っていないし……聞こえたのは二人だけ、愛し合う二人しか聞こえなかったわね」
「……共通点はあの事故だ……」
「やっぱり、そっちか……もしかしたら、私たちもブリット君やクスハちゃんみたいな超能力に目覚める前兆だったりして!!」
「まぁ、それだけではわからないが……どんな超能力に目覚めるんだ?」
「愛……」
「そうか、お前デートがしたいから夜会をことわったのか?」
 こうもストレートに言われると顔が赤くなりのを感じたエクセレンは誤魔化すようにキョウスケから離れた。
「とと、とにかく祭りよ!そう、祭り!!若菓子たべたり、型抜きしたり、牛に追われたり、トマトを投げ合いするのよん!!」
「どこの国の祭りだ?」
溜息しながら、どこか嬉しそうにしながらエクセレンのあとを追って行った。
リクセント公国・夜会
「やっぱり、お似合いですわ!!ラトゥーニ!!」
嬉しそうにシャイン王女はこの夜会のためにラトゥーニに可愛らしいメイド服のような服を用意していため、流石に断れなくラトゥーニはその服を着ていた。
「ええ……ありがとうございます」
「ラトゥーニ……どうかしましたか?」
 友人のラトゥーニに少し元気が無いことに気づいたのか見つめる。
「いえ、なにも」
 そう話していると、タキシードを着たライとジョイス・ルダーラがやってきた

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