鏡に映る影
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ますが?」
「そこは、政治的な判断になるらしい、それにお前たちの機体は知名度が高いからな……そしてアクセルを選んだ理由は、極東基地での報告をみていたからだ。万が一のことを考えて白兵戦になった場合、お前が最も対応できると判断した」
「まぁ、ぶっちゃけ技の型は体が覚えているだけだからなー頼りになるのかはわからんぜ」
「お前の記憶がないことを引いても、お前の身体能力や技は頼りになる。そしてアクセルやキョウスケには万が一を考え、ゲシュペンストmk‐Uを用意した。アルトにソウルゲインは今メンテナス中だからな」
そう言うと二人にゲシュペンストmk‐Uのデータを渡した。
「ソウルゲインも、メンテは必要だからな」
「了解です」
「……キョウスケ中尉とエクセレン少尉とアクセルが行く理由はわかりましたが、自分とラトゥーニ少尉は何故?」
ライはふと疑問を口にした。
「色男さん……鈍いわねー!女王様がお友達のラトちゃんと貴方に会いたいからに決まっているじゃなーい!!」
「エクセ姉さまもしかして……?」
「ええ、そうよアクセルー……あのむっつり色男はねー」
「あらー、むっつりにみえて意外とやるんですのねーエクセ姉さまー」
エクセレンとアクセルはにやにやしながら、ライを見ていた。
「む……何を見ている?」
見つめてくる二人に少しむっとしたのか、二人を少しにらんだ。
「別にー、だよねーアクセルくーん」
「そうですねー、エクセ姉さま」
二人はほほほほと笑いながら、ライをからかっていた。
「まだ、機体の修理に補給を済んでない以上DC残党追撃任務はできんしな……そして、ラトゥーニはオウカ・ナギサやアラドのことは気にするな。アラドのことは、悪いようにはしない……では頼んだぞ」
そうして、ブリーフィングが終わりアクセルたちはリクセント公国に向かった。
移動機の中
「いやー、ラトラトは王女様と友達なのかー」
向かう途中はL5戦役の話しなどを聞いていた。そしていつの間にかラトゥーニをラトラトと呼んでいた。
「あの……ラトラトって?」
「あらーいいじゃないラトちゃん。
可愛らしい愛称よー」
この様にアクセルやエクセレンはラトゥーニと遊んでいて、キョウスケやライは静かに過ごしていると到着した。
移動機から降りると多くの兵隊が出迎えていた。
「あらあらまるで国賓待遇じゃないー」
「こりゃーすげー」
この光景を見ながらアクセルとエクセレンは興奮していたが
「二人して騒ぐな」
「みっともない」
その言葉に二人はムッとしながら
「ラトちゃんあのむっつりコンビ酷―い!!」
「ラトラトも何か言ってやれ!ここに来れて嬉しいですとか」
二人の子供っぽい行動に苦笑いをしながら、歩き出し前をみると、そこには大切な友達の一人シャイ
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