暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはLOST LIGHT 〜蘇りし闇の巨人〜
第一話「闇を継ぐもの」
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げるゴルザにそれぞれが交互に攻撃をくわえる。
相変わらず目立ったダメージは見られないが作戦は着々と進行している。

なのは達の活躍は他の管理局員の目にも入っており、瓦礫の上で絶望に光を失いかけていた局員はもちろん民間人達にも彼女達の存在は希望となっていった。

「もう一踏ん張り!みんな、行くよ!」

デバイス、レイジングハートエクセリオンモードを構え、砲撃を放つ準備に入る。

そこへ的になったなのはに向け、ゴルザは超音波光線を放つ。

「なのはは落とさせねぇ!」

なのはを守る為、超音波光線の前に出て、防御魔法を展開して一射を伏せ防ぐ。

「うぐぐ……シグナム!フェイト!」

「行くぞテスタロッサ!」

「はい、シグナム!」

2人は自分の愛機にカートリッジロードを命じる。
レヴァンティンは剣の形状から弓形態ボーゲンフォルムに形態を変え、フェイトは左手を前に出して魔力を収束させる。そしてそれぞれの魔力が臨界値に達し、フェイトとシグナムは強力な一撃を放つ。

「駈けよ、隼!」

「トライデント、スマッシャー!」

炎を帯びた矢の一射と雷の直射砲撃がゴルザの両側頭部に命中。
それがヒットしたのか、ゴルザは苦悶の咆哮を上げ、その巨体がついに地に倒れる。
直後、辺りから歓声が起こる。誰もが目のまで地にひれ伏すゴルザを見て、喜んでいる。

無理もない。

歓声を上げる者は皆、ゴルザの暴虐の被害にあった者ばかりだ。
喜ばない方が逆に無理がある。
フェイト達は倒れたゴルザに通常より強力なバインドを体にかける。

「なのは!」

フェイトが自分より高い地点で魔力を収束させ、砲撃の構えをとるなのはにチャンスだと声を上げる。
フェイトとシグナム、ヴィータに体をバインドで拘束され、身動きのとれないゴルザに巨大な魔方陣を展開したなのはが収束した魔力を一気に、砲撃として放とうとする。

「行くよ!全力全開!スターライト……」

発射はまさに秒読み。
これがきまれば間違いなくゴルザを沈黙させ、簡単に転送魔法で飛ばすことができる。
誰もが勝利は目前だと信じていた。

だが……

グオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!

倒れていたゴルザが咆哮を上げながら息を吹き返し、バインドを力づくで粉砕した。
復活したゴルザに当惑するなのは達と観戦する人間達。
そして砲撃を放とうとしているなのはに視線を向けると、超音波光線を放った。

「「「なのは!!」」」

放たれた超音波光線に対していくら高威力のスターライトブレイカーでもこの距離では相殺するほどの威力を保てず、押し負けてしまう可能性もある。

「くっ!」

だがここで負けれ
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