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転生とらぶる
魔法先生ネギま!
番外編020話 その頃のホワイトスター1
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キャッチしたわ!」

 先程までムウの姿が映っていた通信モニタにマリューの顔が映ったかと思えば、突然のその台詞。
 だが、レモン達にとっては待ちに待っていた知らせだっただけに、2人揃ってマリューへと視線を向ける。
 そう、次元を越えて自分の位置を知らせるはずのマーカーを持って転移した筈のアクセルだったのだが、何故かマーカーからの反応が返って来なくなっていたのだ。

「それで、場所の特定は?」

 コーネリアの言葉に、小さく首を振るマリュー。

「反応は返ってきたけど、かなり不規則なのよ。反応があったりなかったり」
「……恐らくだけど、マーカーに何らかの損傷があるんでしょうね。でも、反応が返ってきたとなると、それを修理する事が出来るような組織なり人物なりに保護、あるいは協力態勢を取っているんでしょう。……コーネリア、いつでも実戦部隊を出せるようにしておいて頂戴。マリューはマーカーの反応を逃さないで。アクセルのいる世界が特定出来たらすぐにでも転移するわよ」
「ええ、任せて」
「……アクセルの事だから、転移した先でもまた新たな恋人を作っていそうでちょっと怖いような、楽しみなような気もするがな」

 苦笑を浮かべながらそういうコーネリアだが、その実績があるだけにレモンもマリューも苦笑を浮かべるしかなかった。
 こうして、ホワイトスター側でもアクセルの位置を特定する為に動き出すのだった。
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