桜の花
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程圏外からの攻撃かよ!?」
そうしてビームが発射された所を見ると月の光により照らされラピエサージュは姿を現し、そして後ろには多くのアルブレードが空にいた
「ラト……聞こえますか?」
通常通信で、ラピサージュから話かけてきている
「その声は……桜花姉さま!?」
「ああ、ラト、貴方が生きていてくれてとても嬉しいわ……」
そういうと、ラピエサージュの後ろにいるアルブレードが各機に攻撃仕掛けて、ラピサージュはラトが乗っている量産型ヒュッケバインMk-IIを?まえた。
「きゃあ!?」
「ラト……アラドを殺したのは、連邦のパイロットです。その連邦に貴方はいるべきではありません」
「それは誤解だ!姉さん!!俺は生きている!!」
「アラド!?何故そこに!?」
アラドはハガネの治療室にいるとき、スクランブルが鳴って慌ただしくなっている時に逃げた。ラトゥーニに見つかってしまったために、ラトゥーニを機体に乗せていた。
「俺、ハガネに拾われたんだけど、この機体を盗んでラトと逃げてきたんだ」
「そうですか、なら早く一緒に帰還しましょう。私たちの母様が待っています」
オウカの言葉にアラドは、疑いを持った。
「母様?……そんなのいないはず」
「やめて、アラド……私……帰りたくない……セトメ博士に、この大好きな人達の記憶を消される」
アラドにラトゥーニは叫んだ。消したくない記憶ができていた。
「ラト?」
「かわいそうな、ラト……リマコンされてしまったのですね」
「違う、私は、私は」
「貴方は私たちと一緒に暮らしていた時を忘れてしまったのですか?」
「違う!!私は覚えているわ!!」
悲痛な叫びだった。スクールの生き残りで、大好きだったオウカやゼオラが敵であるが会えた。そのことがラトゥーニには嬉しかった。今は敵だが、いつかはまたみんなで一緒に暮らせる日が来ると信じていた。希望はあった。何も変わってなかったアラド。この行動も敵側にいるからだと思い自分のためにしている。ならば、自分の言うことを信じてくれると、この状況でも彼女は信じていた。
「私は決めたの……みんなを、スクールのみんなを助けるって……だから、セトメ博士の所にはいけない!!」
先ほどの悲痛な叫びとは違い、これは決意の証。みんなを救いたい。ただそれだけを願っていた
「アラド!ラトは強いリマコンを受けています!!助けてあげましょう。母様と私が救って見せます」
これも、悲痛な叫びであった。お互いがお互いを思っているのに重ね合えない現実がただ無情だった。
「母様ってだれだよ?」
「アギラ博士です」
「姉さん!!あんな奴を何で母様って呼ぶんだよ!?あいつが何してきたか、わすれたのか!?」
「何を言っているんです!?セトメ博士は私たちを育ててくれたではありませんか!?さぁ
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