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03血盟騎士団
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2023年2月4日
約一時間前第十七層の攻略が終了した。みな第十七層のまちインダクトのまちの酒場で打ち上げをしていた。もちろんリュウヤも参加している。一緒にいるのは、ビーターのキリトとアスナ、第一層以降ディアベルに変わり攻略の指揮をとっているタクトだ。攻略と言えば、第五層から圧倒的強さを誇るヒースクリフが参加した事と第一層を勝ち抜いた皆でアインクラッド解放隊が結成されボス攻略のほとんどのメンバーが加入している事が新に変わった。リュウヤも誘われたのだが断っている。
「タクトお疲れボス戦の指揮良かったぞ」
「そんなことねーよリュウヤがあの時ボスの攻撃を牽制してくれたから勝てたんだ。」
「それよりリュウヤLA の報酬ってなんだったんだ?」
「それ私も気になる」
「えーとクラードって名前の斧だな俺片手直剣だから後でエギルにでもやるか」
皆ボス攻略の疲れを癒すように騒いだあとそれぞれの拠点に帰って行った。リュウヤが拠点にしているのは、第十四層の宿屋だ。ここは、βテスターたちを中心としたソロプレイヤー達が拠点としている。
リュウヤが拠点の宿に戻っている時だった。
「リュウヤ君だね」
声のする方に向くと一人の人物がいる。大きな盾を持つ彼こそがヒースクリフだ。
「何のようだ?」
「実は、ギルドと作ろうと思ってね名前は、血盟騎士団。攻略を目的としたギルドだ」
「それで勧誘ってわけか言っておくが俺は、βテスターだぞ」
「わかっている私は、能力のあるプレイヤーに声をかけているそれが、βテスターだろうとビーターだろうと関係はない」
この男の申し出は、ありがたいものだった。βテストの時、ほとんどの戦いでリュウヤは、パーティーを組んでおりソロで活躍していた時期が少ない。現在は、ソロなのだが基本的に他のプレイヤーとパーティーを組んでいるため一人で戦うのは、慣れていないため厳しい。実は、2日前にもリュウヤは、聖竜連合から勧誘されていた。その際は、考えておくと返事をしたが聖竜連合のギルドの方針は、自分にあっていない。
「君が聖竜連合から勧誘されていることは、知っている。私は、強制は、しないゆっくり考えてくれギルドの結成は、明日、第十六層転移門前に朝9時に集まったメンバーで行うそれ以降も加入することは、可能だが実力を見た上で検討となるため少し厳しくなるだろうあとキリト君とアスナ君にも声は、かけてあるでは、いい返事を待っている。」
そういうとヒースクリフは、その場から去っていった。
「さてどうするか………」
次の日第十六層転移門前
そこには、ヒースクリフを含めた十人のプレイヤーがいた。
「ここにいる皆を中心としてこれより血盟騎士団を結成する。我々の目的は、一日でも早くアインクラッドを攻略すること、それを心に刻んでくれ。第十六層にプレイヤーホームを
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