第三話 もう一人の魔導師
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「はぁ、はぁ…こ、ここら辺か?」
「はい、ここで合ってますよ」
約十分くらい走ってきた場所は森で覆われている公園だ
滝汗がでる程走ったのは久しぶりだな、と汗をぬぐいながら思う
「ここで、高町なのはとフェイト・テスタロッサが初めて出会い戦闘を行います」
「それは聞いたけど、俺は何をすればいいんだ?」
「まず、二人に接触し自分の存在を認識させることが大まかな目的です。あとは、高町なのはの救出ですかね」
「最初からなのはは倒される前提か?」
「出来れば、倒されないことが出来るなら満点です」
「了解。それじゃ、行くか」
「はーい」
周りは夕方のせいか、暗く森の中でもあるせいか不気味さもある
「…暗いな…」
「はい…まさか、怖いんですか?」
「いや、こんな時間なのに、て思っただけだよ」
「そうですか…」
しばらく、探索を進めたが特に何もない
ただ、静かに時間が過ぎてるような感じがした
「なぁ、本当に今日なのか?」
「それは間違いありません。確認済みですから」
「それなら、いいけど。しんよu「パチィ!!」な、なんだ?!」
「雷に似た音…でも、こんな雨は降っていません。つまり…」
「魔力による攻撃か!」
「こっちの方向です」
音がなった方へ走る。しかし、まだ何も見当たらない
「レイン、本当にこの方向か!」
「マスターも聞きましたでしょ?間違いはありません」
「そうだけど…時間がないな…」
「クロックアップを使用しますか?」
「お願い!」
「では、<クロックアップ>」
すると、周りの時間だけが遅くなり景色が線のように見えた
「使用時間は一分、その間に見つければベストです」
「了解!」
そして、走る。クロックアップしたとは言え、自分の走る速度が変わったようには思えなかった
しかし、周りの景色だけは線状のままだ。すると…
「マスター!あれ!」
「え?」
レインが何かを見つけ、辺りを見回すが何もない
「上です!」
そう言われ、上を見ると
白い少女が浮いていた
「<クロックオーバー>」
瞬間、<クロックアップ>が終了した
周りの景色が線状からふだんみる景色に変わる
「ちくしょう!なんでこんな時に!」
「マスター、速く!」
思いっきり走った。足が痛んでくるのがよく分かった
ふいに、上空を見た
空には白い少女が一人…だけだと思っていた…
さらに上空には…黒い少女がいた
その娘の周りには金色の小さな魔法陣がある…スフィアだ
その、魔法陣は白い少女にしっかりと狙いが付けられてる。
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