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魔法少女リリカルなのはViVid〜英雄の意思を継ぎし子達
十一話〜決着と新しい目的
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めているものはそこにあるのでしょうか?
知りたい、確かめてみたい。そんな思いが私を突き動かした。


「参加……してみようと思います」
「本当ですか!?」
「ええ。多くの猛者達と戦える機会ですから」


ヴィヴィオさんとも、決着をつけたいですしね、と心の中で呟く。
そんな私を見て微笑むヴィヴィオさん。
皆で都市本戦に出てみたい、という話をしているとヴィヴィオさんのお父様が気になる事を言った。


「そう言えば、参加するのには安全面考慮の為デバイスが必要ではなかったか?メガーヌは昔出ていたらしいからそこら辺は詳しいだろう?」
「ええ。昔と変化が無ければCLASS3以上のデバイスが必要ですね」
「デバイス、ですか……持ってないですね。真正古代ベルカのデバイスは製作が難しいと言いますから」


まさかデバイスが必要になるとは。
しかし、落ち込む私を見てルーテシアさんが不敵に笑った。


「ふふふ、私の人脈を舐めて貰っては困りますねぇ。真正古代ベルカに詳しい知り合いなんて数え切れない位いますから!!任せておいて!!」


と言うルーテシアさんはとても輝いていた。




side out


ルーテシアがアインハルトの為に動くと決めたのとほぼ同時刻……ある場所では。


「へくちっ!」
「あら?風邪ですか?」
「いや、これはイケメンが私の噂をしているんや……!」
「なる程…あるあ、ねーよな」
「どこからそんなネタを…!?」
「2ちゃんねる」
「なんと(・д・)」


と、こんな会話があったらしい……。



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