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魔法少女リリカルなのはViVid〜英雄の意思を継ぎし子達
十一話〜決着と新しい目的
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ハルトさんが放った捨て身の一撃だった。
…………………………………………………………………
「気がつきました?」
私の斬撃で気を失ったアインハルトさんが目を覚ました。
「私は……負けたのですね」
落胆した様子のアインハルトさん相手にどうしようかと悩んでいると、今回の試合の結果をママが伝えにきたようだ。
「赤組は全員が行動不能もしくは撃墜。青組は生存者一名。よって青組の勝利だよ」
「そう、ですか……」
更に落ち込んだアインハルトさんを見かねたフェイトさんが助け舟を出す。
「でも、アインハルトはヴィヴィオと相打ちだったし、勝っててもなのはが相手じゃあどうしようもなかったよ」
「え?ヴィヴィオさんと……相打ち?」
どうやら事情が飲み込めていないようなので、私が説明をする。
「アインハルトさんは最後の最後で私にクリーンヒットを入れたんですよ。それで私は行動不能になったんですよ」
「ですが私は気絶しましたし……」
此処まで言っても様子の変わらないアインハルトさんにさっきまでアリシアと遊んでいたはずのランスさんがやってきて話しかけた。
「だったら二戦目と三戦目で勝ちゃあいいんだよ」
「二戦目が…あるのですか!?」
驚いた様子のアインハルトさんに二戦目と三戦目のことを説明する。
「二戦目はチームメンバーを三人トレードして、三戦目はリミッターを二段階外したうちのパパとママ、ランスさんフェイトさんの4人対その他のメンバーでやるんですよ」
「まだ…やれるのですね」
「はい!」
少しではあるが嬉しそうなアインハルトさんに私も返事を返した。
side ティアナ
「あー、疲れた!!」
「流石にリミッターが一段階だけだとあの四人は強いよね」
模擬戦終了後、お風呂でリラックスした後にスバルと二人で話をする。
「まあおかげさまで実戦感覚が戻ってきたし、中々有意義だったわよ」
「そうだね」
そんな会話をしながら体をほぐしていると、ノーヴェが此方にやってきた。
近づいてきたノーヴェにスバルが話しかける。
「みんなは何してる?」
「フェイトさんとこはランスさんが呑んでて他のメンバーはそれぞれくつろいでる。なのはさんと士郎さんはメガーヌさんと料理中。で、チビたちが……」
「動けなくなってる、と?」
「そゆこと」
この姉妹はお互いに大体言いたいことはわかるらしい。仲がいいのは結構なんだけど、ヴィヴィオが動けなくなるなんてね。ちょっと驚きだわ。
side アインハルト
「う゛ぉぉ……」
「か、体が……」
「痛い…」
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