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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜青年と機動六課物語〜
第1話『昇格試験』
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sideカズマ・キサラギ









リイン『三人はここからスタートして各所に設置されたポイントターゲットを破壊。もちろん破壊してはいけないのもあるので注意してくださいです』

カズマ「はぁ〜……めんどくs―――がはっ!」

ティア「黙りなさい…」


 ティアの鋭い肘が俺の鳩尾に良い感じに入り俺は膝をつき蹲る。


リイン『だ、大丈夫ですか〜?』

スバル「いつもの事なんで気にしないでください」

カズマ「お……お前が……言う…なよ……ゲホっ!」


 リインさんは俺に心配の眼差しを向けているがティアが「大丈夫なんで、続きをお願いします」と言って説明の続きを促す。

少しは心配してくれよ…。


リイン『わ、わかりました……妨害攻撃もしてくるので気をつけて全てのターゲットを破壊してゴールを目指してください』

カズマ「攻撃までしてくんのかよ、ホントめんどくs―――ぐふぅっ!」

ティア「だから、黙りなさい」


 蹲っていてもなお懲りずに口を開くとティアが思いっきり足で俺の頭を踏みつけそのままコンクリに顔面がメキメキと音をたててめり込み完全にうつ伏せ状態になる。 
 追い打ちを掛けるかのよに足をグリグリと動かす。それを見ているリインさんは顔を若干青くしている。
…………まぁ見えないけど。
 しかし、なんか気持ちよくなってきたのは気のせいかだろうか。


リイン『えっと……一応説明は終わったんですが何か質問はありますか?』


 困った顔をしてティアの方を見るスバル。ティアもスバルの方を見てから「無いです」と言った。


リイン『それでは、スタートまでもう少しゴール地点で会いましょう、ですよ』


 軽くウインクしてからモニターは消えた。
それと同時にティアの足が頭から退く。


ティア「まったく、試験官に向かってなんてこと言うのよあんたは」

カズマ「俺は自分の思っていることはハッキリ言うことにしてんだよ!」


 コンクリから顔を外す………ああ、日の光が眩しいぜ…。


ティア「……やっぱり、今死んどく?」

カズマ「いえ、ケッコーです……」

スバル「もう、二人とも!ふざけてる場合じゃないよ!」


 スバルが言うと同時に空中にカウントダウンライトが映し出される。


ティア「まったく、あんたのせいで緊張感が無くなったわ」

カズマ「褒めるなって照れるだろ」

ティア「褒めてない!!」


 俺とティアがいつもの漫才をしている間にもライトが一つ消え、黄色に変わる。
ま、ここまで来たら頑張りますか。

そして、ライトの二つ目が消え赤くなる。


ティア「レディー………
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