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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜青年と機動六課物語〜
第1話『昇格試験』
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バルとティアが返事をしたので俺も立ち上がりながら返事をする。少女は手に持ったバインダーに視線を移す。
リイン『確認しますね。時空管理局陸士386部隊所属のスバル・ナカジマ二等陸士――――』
スバル「はい!」
リイン『ティアナ・ランスター二等陸士』
ティア「はい!」
リイン『カズマ・キサラギ二等陸士』
カズマ「うぃっす」
リイン『所有している魔導師ランクはC。本日受験するのは陸戦魔導師Bランクへの昇級試験で間違い無いですね?』
スバル「はい!」
ティア「間違いまりません」
カズマ「左に同じく」
確認が終わると少女は俺たちに視線を向ける。
リイン『はい!本日の試験官を務めますのは私リインフォースU(ツヴァイ)空曹長です。よろしくですよ』
スバル&ティア「よろしくお願いします!」
カズマ「しま〜す」
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第1話『昇級試験』
side八神はやて
はやて「お、さっそく始まってるなぁ。リインもちゃんと試験官してる」
フェイト「はやて、ドア全開だと危ないよ。モニターでも見られるんだから」
はやて「は〜い」
フェイトちゃんに言われて私はドアを閉めて席に着いてモニターに目を落とす。
フェイト「この二人がはやてが見つけた子達だね」
はやて「うん。二人ともなかなか伸び代のありそうなええ素材やよ」
フェイト「あと……カズマだね。あの時の姿のまま…」
はやて「せやね。あの時はかっこいいお兄さんって感じやったけど今は可愛い年下って感じやね」
フェイト「そうだね」
フェイトちゃんとモニターに映っているカズマくんを見る。あかん……顔が赤こうなってまう…。
フェイト「そうだ、三人とも今日の試験の結果で正式に引き抜き決定?」
はやて「直接の判断はなのはちゃんに任せとるけどな」
フェイト「そうなんだ」
はやて「部隊に入ったらなのはちゃんの直接の部下で教え子になるわけやからな」
side高町なのは
レイジングハート[範囲内に生命反応、危険物の反応はありません。………コースチェックは終了です]
なのは「うん。ありがとう、レイジングハート。観察用のサーチャーと障害用のオートスフィアも設置完了。私たちは全体を見てようか」
レジングハート[Yes my master]
なのは(やっと、逢えるね。……カズマさん)
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