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ヘタリア大帝国
TURN89 エアザウナその六
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「けれど今はな」
「わかった、それではな」
「今はこれでやらせてもらうな」
 ゴローンは言いながら攻めようとする。そこにハニワ達のビームが来る。
 そのビームをかわす、右に左に。
 そのうえでハニワ達に反撃を浴びせる、それは何とかいっていた。
 そうした攻撃をしてそしてだった。
 ネルソンも砲撃に入る、その際だった。
「宇宙怪獣を狙おう」
「通常艦隊ではなくですか」
「彼等ですか」
「通常艦隊は後で鉄鋼弾攻撃を加える」
 彼等にはそうしてだというのだ。
「今はだ」
「はい、ビームですね」
「それを仕掛けますね」
「そうする」
 こう言ってそしてだった。
 ネルソンのヴィクトリーから光の帯が放たれそしてだった。
 怪獣達が光に貫かれ爆発する、宇宙怪獣達の反撃も来て激しい応酬となっていった。
 ハニーはその応酬の中で威勢よく叫ぶ、艦載機の攻撃は受けたがそれでも彼の艦隊は戦場に残っている。
「楽しいホーーーー!」
「満足してくれてるんやな」
「戦いも面白いホーーーー!」
 こうブラジルに応える。
「だからどんどんやるホーーーー!」
「そやな、ただな」
「ただ?何だホ?」
「若しもここで負けてや」
 ブラジルはあえて彼等にとって最悪のケースを話した。
「アマゾンまで逃げるとするで」
「それでホ?」
「そんでそこで負けたらハニーさんどうするんや?」
「まだ戦うホーーーー」
 ハニーの考えはもう決まっていた。
「そうするホーーーーー」
「そうするんかいな」
「飽きるまで、満足するまで続けるホーーーー」
「何かそういうところ相変わらずやな」
「人生は楽しんでホーーーーー!」
 実にハニーらしい言葉だ。ひいてはハニワ族の。
「だからやるホーーーーー!」
「まあ僕は多分な」
 ブラジルはハニーの言葉を聞いてから自分の事情も話した。
「ここで負けたららな」
「祖国さんは降伏するホ?」
「そうするしかないけどな」
「では暫しのお別れホーーーーー」
 そう言われても別に驚くことのないハニーだった。
「またすぐに会うホーーーーー」
「僕としては一緒に降伏してな」
 そしてだというのだ。
「そのまま楽しくしたいけどな」
「あくまで暫しホーーーー」
 ハニーにしても永遠に戦うつもりはなくそれで暫しと言ったのだ。彼にしても自分の祖国は好きなのである。
「戦いに飽きるか別の楽しいことを見つけたらホーーーー」
「戦い止めるんやな」
「そうするんだホーーーー」
 こう話しながら戦いも楽しむハニーだった。
 戦いは枢軸側から見て順調に進み多少の損害が出たがそれでもだった。
 アステカ軍を追い詰めていっていた、そして。
 エアザウナもだった、潜水艦艦隊の激しい攻撃を受け続けて遂に
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