マジカル☆ウィッチルフェイちゃん、はっちゃける!
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
れています。
「……メドローア!」
空に向かって放つと、巨大な光の奔流が空へと抜けていきました。少しして、収まりましたが……やっちゃったかんが非常にします。
「星が何個か消し飛んだにゃ」
「にゃぁぁぁ」
「ふぅ〜大魔術師の課題達成ですね」
「ダメなんじゃないの? 砕くんじゃなくて、消し飛ばしてるし」
「……残念です。しかし、混ぜるな危険ですね」
「って、ニオ、ニオは大丈夫ですか!」
「平気ですね」
ニオさんは結界でちゃんと守っていたので眠ったままです。バイタルに異常は確認されません。少しすれば戻ってくるでしょう。
「さて、アーシャさん、ベルちゃん。今回の件には緘口令を敷かせてもらいます。破った場合は罰則があるかも知れません」
「こら、隠蔽しようとすんな。どうせ、大婆様にはばれるって」
「……怒られそうですね……取りあえず、帰りましょうか」
近くに見えた宝箱を開けて、中にあった本を回収した後、指を鳴らして転移します。一瞬で付いた場所はアーシャさんと初めてあったアトリエです。
「お前達、無事だったか」
そこにはタバコを吸っているおじ様が待っていました。
「さて、何をやらかした?」
「逃亡をはかったので、相手の本拠地に乗り込んで完膚無きまでに倒して来ました。激しい戦いでした」
こちらの攻撃的な意味で、ですが。
「あははは……そうですね」
「そうか。では、私はリーゼンガングの者達にお前達の無事を知らせてくる。しばらくは身体を休めるといい。私は弍番館に居る。訪ねてこい。アーシャ、彼女達を案内してやれ」
「分かりました。キースさん、ありがとうございました」
「私は何もしていない。君に錬金術の道を示しただけだ」
おじ様は転移していきました。しかし、優しいですね。リーゼンガングの人達に知らせによってくれる辺り、凄くです。
「取りあえず、どうぞ。お茶を……やっぱり、その前にニオを寝かせて身体を洗いましょう」
「「「賛成」」」
「にゃあ」
誇りとか、瓦礫とかで凄い事になっていますから、ありがたいです。身体を洗って、お茶を飲んだ後、私とベルちゃんはフィルツベルクという街にあるアーシャさんのアトリエに向かいました。もちろん、鍵も受け取っています。何故なら、姉妹水入らずの所に邪魔をしたくありませんから。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ