暁 〜小説投稿サイト〜
IS 〈インフィニット・ストラトス〉×トリコ 食を探求する夏の毒!
打鉄弐式 魔改造計画!?
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一夏と、一夏にはスピードは劣るもののその仕事は一夏に引けを取らない一級品。そんな二人が作業する様子は絶対に邪魔する事が出来ないような絶対領域となっていた。

「ふぅ…終わった」
「こっちも確認も終わったって…あっ」

一夏は口をあけて言葉を漏らした。

「ど、どうした?何処か不備があったの?」
「…………あかん、やりすぎた」
「え」

一夏は顔を少し青くしながら端末のモニターを簪に見せた。それを覗き込んだ簪は口をあけたまま硬直した。

「………………これ、噂に聞く魔改造って奴……………?」
「………正直すまんかった………」

一夏がやった事。

姿勢制御システムの調整どころかシステム、丸々全てを改修。宇宙空間で使うようなものになり、おまけに戦闘にも使用可能な特殊演算システムを投入、ぶっ壊れた姿勢制御の完成。

飛行システム、こちらも基盤から改修。以前のシステムの5倍以上の精度を持つシステムへと様変わり。一夏が調子に乗った為超獣龍から予備ブースターを流用。推進力161%のアップその上、操縦者に掛かるGはほぼ無く、おっそろしい程扱い易しいものへ

=機動力、演算力方面の魔改造完了。

これには流石の一夏もドン引き、機動力でいってしまえば超獣龍の獣化とほぼ同等の機動力を持った事になる。そして打鉄弐式の切り札はマルチロックオンシステムによって6機×8門のミサイルポッドから最大48発の独立稼動型誘導ミサイルを発射するもの。
あんな滅茶苦茶縦横無尽機動する上に、マルチロックオンのミサイルが向かってくると考えると…うん、恐怖でしかない。そんなミサイルを避けるなど、何処ぞの『加速』が固有能力の機体しか出来ないだろう。

「御免やり過ぎたわ…直ぐ修正するわ」
「いい」
「へ?」
「このままでいい」

なんと簪はこのままでいいというのだ。こんなキチガイの塊でしかない機体のままでいいと

「おいおい…俺がやりすぎたとはいえ、現状の打鉄弐式を簡潔にいうとたとえ無茶苦茶縦横無尽に動き回っても操縦者に負担は掛からない、更に超高機動でミサイル撃ちまくれる機体だぞ?やろうと思ったらミサイルと同じ速度で突撃する事だったら出来るぞ?」
「それがいいの……!!」

簪の目は妙に輝いていた。まるで夢にまで見た『僕の考えた最強のロボット』を作り上げたような感じだ。

「超スピードで相手の周りを飛び回って幻を作りながら相手を惑わして、その上でミサイルを撃ち込んだり剣で斬りかかったり……いい!!」
「嫌々…すんげぇエグい戦い方想像するなよ…そんな戦い方も出来るようにしてしまった俺も俺だが……」
「もっとやっちゃおうよ………!!」
「自重してくれよ…」

この後、アニメ大好き簪のアイデアが大炸裂。一夏は全力でサポートす
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