暁 〜小説投稿サイト〜
BALDR SKY
05原作介入
[3/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
引いたか。何時でも戦えるようにはしているが、それは当然だろう。我々にとって、生死を賭けた戦いなのだから。

「では、GOATから入ろうか」

「要求はなんだね? 聞くだけ聞こうじゃないか」

「私がGOATに要求するのは簡単だ。清城市の中心に屹立するミッド・スパイアへの居住権を数人分だ」

「……理由を聞いてもいいかね?」

「理由など簡単だ。息子にちゃんとした教育を施すためだ」

「「ぶっ!?」」

詠二と勲の2人が吹き出したな。

「ぶはははははははははっ!」

「ごほっ、ごほっ、失礼。信じられない言葉だったのでな。統合政府時代の君からは想像もできなかった。しかし、その条件は色々と問題がある。住居の問題がだ。私が保証すれば居住権は問題無いだろうが、他の問題がある」

笑った詠二には目にもの見せてやる。

「なら、勲。お前の家に住まわせてくれればいい。妻が亡くなり、娘だけなのだろう? 家政婦みたいな事をして一緒に面倒みてやるぞ」

「おいおい、お前が家政婦ってたまかよ」

「失礼ですね。その程度、統合政府特殊部隊に所属していた私に容易い事ですよ、門倉英二様」

「うぉっ!?」

ビームライフルをお見舞いしながら明るい(パッフェル)で言ってやった。まあ、回避されたが。

「条件がある。緊急時にGOATの仕事を手伝ってくれ。それで、今までの行為は不問とし、その条件を飲もう」

「構わないが、仕事は選ばせて貰うぞ。捨て駒は御免だ。もちろん、給金は貰う」

「ああ、構わない。カルト教団に対する戦力として欲しいのだ。お前の得意な殺しだ。それと、家政婦としての代金も支払おう。私も娘を1人だけで留守番させるのには不安だからな」

「では、これが契約書だ」

勲に契約書を転送する。

「上からの許可も私が責任を持つ事で出た。問題無い」

サインされた契約書が再度こちらに転送されてきた。

「さて、フェンリルだが……1人1億でいいぞ」

恨みはあるが、それを持ち出す事は無い。あれは戦場の事なのだから。

「ふざけるなっ!!」

「足元見やがってっ!!」

「安いものだろう? 金がないならアークに払ってもらえ」

「ちっ、わかったよ。ほらっ」

私の口座に3億が入金された事を確かに確認した。

「契約完了だ。離脱(ログアウト)許可を発行した。さっさと離脱(ログアウト)しろ」

「覚えてやがれよ!」

フェンリルが離脱(ログアウト)したのを確認して、私は勲に振り向く。

「これが連絡先だ」

「確かに受け取った。しかし、君がレックスの子を産むか……」

「統合政府の極秘任務中に仕方なくやったら、1発で孕まされただけだ」

「そうか。そ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ