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ネギまとガンツと俺
第12話「京都―初戦」
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。真っ先にネギが気付いた。

「もしかし、少しじゃなくて大分助けてくれたことに関して謝ってるんですか、タケルさん?」
「「「え?」」」

 ネギ以外の2人と一匹。刹那とアスナとカモが首を傾げた。

「もちろん、そうだが……すまん」

 ネギの言葉に対する肯定と重ねての謝罪。

「「「「……」」」」

 ネギたちが一斉に黙り込むなか、誰かが「プッ」と息を漏らした。

「?」

 なんの音かわからずに首を傾げたタケルが反射的に頭をあげて、それの正体に気付いた。

「「「「……」」」」

 全員が俯き、肩を震わせている。

「笑っているのか?」

 その言葉とほとんど同時。

「「「「あははははは」」」」

 4人が大爆笑したのだった。

「?」
 



 その日、彼が風呂から上機嫌な顔で出てくる姿を誰かが見たとか見なかったとか。

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