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IS 〈インフィニット・ストラトス〉〜可能性の翼〜
第一章『セシリア・オルコット』
第四話『訓練開始』
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夏のどっちかが彼女を止める。彼女が引っ越すまでの間、その関係はずっと続いていた。
その中には千冬さんや白夜師匠達も入っていて、充実した日々の一つだ。
そんな日々を過ごしたからこそ、今があると言っても過言じゃない。
俺はそんなことを思いつつ、一夏に対して言葉を紡ぐ。
「けど、せっかくみんなの前でああ言ったんだ。試合当日、無様に負けるんじゃねぇぞ?」
「そういうお前もな、修夜」
「言ってろ」
そう言い合って、俺と一夏は互いの拳を合わせて、笑いあった。
――それからの一週間、俺と一夏の、試合に向けて特訓が開始された。
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