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インフィニット・ストラトス 黒剣の死神と謳われた天才
甘さ
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そんなバッサリ言わなくても。そんなに甘いのか俺って。

「けど、いきなりどうしたの?そんな質問して、おねーさんちょっと心配になっちゃたわよ」

「いや、それは……俺なんか神倉先輩が『甘い』って言ってることにいつも腹が立って仕方なかったんですけど、なんか少し不安になってて、何笑ってるんですか!?」

俺の真剣な質問に楯無さんはクスクスと笑っていた。

「そーね確かに真理から見れば一夏君は甘いかもしれないけど、昔の真理も一夏君みたいだったのよ」

「え、それって……」

「真理も昔は『仲間は全員俺が守ってみせる!』って全力で言ってたのよ」

信じられない。あの神倉先輩がそんな事を口にしてたなんて

「たぶん、真理は一夏君を見て、理想論を掲げてた昔の自分見ているみたいで腹が立ってるんだと思うわ。まぁ、同族嫌悪って言うか一種の自己嫌悪って言うか、難しいのよ彼は」

「はぁ」

「まぁそんな真理もステキなのよね〜!!」

楯無さんは顔を赤くしながら両手をホッペに当てながら首をふりはじめた。俺はなんで楯無さんと神倉先輩がなんで付き合えているか分かりません。

「そんな事より準備はいいかしら一夏君?」

「え、あ、ハイ、準備OKです」

「じゃあ行きましょうか!」

楯無さんはそう言いながらカタパルトに足を乗せ、アリーナに飛んで行った。俺もアリーナに出ると神倉先輩が機体を展開しながら飛んでいた。








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