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R-TYPE TACTICS 2 提督の裁量
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テスト章
大規模演習
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そして、最も留意すべき点は亜空間砲撃システムだ。

この亜空間砲撃システムは敵味方問わず亜空間に在する次元戦闘機のみを対象に攻撃するシステムだ。
威力だけなら波動砲並みだが、弾数制になっている。無駄撃ちをしないようにな。
そして、誤射にも気を配って欲しい。過去の作戦に亜空間バスターの誤射で味方小隊が五以上消えたこともある。それほどこのシステムは危険だが強力なのだ。」

要約すると、時と状況を弁えよということですか。

「うむ、そういったほうがいいだろう。では試験砲撃だ。
砲門アルファからクリエイトまで開け!」

お、ミサイルが射出された。垂直じゃなくて水平に飛ぶのか…

「その辺は気にしないでくれ。直撃判定も出たし、続いて亜空間砲撃に移る。
スパーク隊が確か亜空間機のサイバーリンクだったはずだ。
亜空間に潜行してくれ。」

「スパーク1了解、各員亜空間潜行開始」

お、潜った。

「現状スパーク隊へは通信が出来なくなるが、今回はホログラム操作だから特殊回線を使って指示する。
スパーク、亜空間潜行状態では燃料消費が割り増しになる。
いつも以上に燃料消費に気を配ってくれ。では、そのまま旋回飛行を頼む。
亜空間砲撃を開始する。座標入力!」

「了解、座標入力!」

「次元振動砲開門!射出用意!」

「開門完了、射出用意!」

「撃て!」

…何も見えないし聞こえないけど、撃墜判定が出たね。

「次元を揺らす特殊な兵装でな。そう簡単に見破られては困る代物なんだよ。
故に仲間の被害にも気づきにくくなったがな。」

それで誤射による被害が多いんですね。

「うむ、よしフレースヴェルグ級のテストはこんなものだろう。続いて巡航艦ガルム級に移る!
判定が出ている隊はリセットをしてくれ。」










「こちら《タイタン》、各員周波数はバッチリか?」

各隊より返答が確認できました。良好のようです。

「よし、それじゃこの艦の特性を説明する。
このガルム級は巡航艦と言い、艦首砲と主砲、本体武装として追尾型光学兵器を装備している。
前期型にヴァナルガンド級を持つ、後継艦でな。正直ウチにも欲しいくらいだ。」

なぜ配備されたかは僕自身分かりません。

「それだけ軍からの期待が大きいのだろう。胸を張るといい。
この艦で特に留意しなければならん点は『艦首砲』だ。」

チャージ兵器であるが故、ですかね?

「うむ。射線上に居る自軍機及び友軍機を退避させてから撃たないと先の亜空間砲撃よろしくになる。
しかし、補給機などが持つデコイで敵の視界を遮らせつつ撃つという戦法もある。
使い方はマンティス君に任せるよ。」

重責ですね…

「そう肩
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