第73話 少年たちは現状を打破したいようです
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けにしろよ!!」
早乙女と朝倉と長谷川で、ギャーギャー言い出す。綾瀬と宮崎は・・・うん、話を聞いてはいないが
真面目だから勘弁してやろう。あいつらは伸びそうだ。・・・さて!
「人に文句を言う暇があったら避けろよ、貴様らぁ!!」
「「「ギャァァァァァァァァアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」」」
………
……
…
「よし!これで当初の予定通り、貴様らは全員中級試験合格だ!小娘にしてはよくやった!」
内部時間にして一か月、やる気のなかった長谷川さえ『魔法の射手』の無詠唱を習得。
早乙女・朝倉は肉体強化魔法を習得して肉弾戦が可能になった上、『魔法の射手』を50以上出せるようになり、
綾瀬・宮崎に関しては綾瀬は火、宮崎は水の中級魔法をも使えるようになった。
・・・と言っても、一発で気絶するがな。そんな功績を労ってやったと言うのに、兄様と来たら―――
「「「「「きゅぅ…………………………………。」」」」」
「ふぅむ……やりすぎた?」
「当たり前だ!!こいつらに兄様の『魔法の射手』が一本でも相殺出来る訳無いだろうが!」
テヘッ☆とふざけた兄様を思いっきりどつく。最終試験だ!とか抜かして撃ったのが風の矢だったから
良かったものの・・・。いや、そんなヘマするとは思ってないんだが。
「そうだそうだ。ついでだから、お前達も仮契約しておかないか?」
「仮、契約……って、あ、あのー……。」
「ふむ、成程な。宮崎以外はしていなかったな。修学旅行でお前が坊やとブチューっとやったのがそうだよ。」
「へぅ………///」
兄様の提案で一段階、私の言葉で真っ赤になる宮崎。相変わらず可愛い奴め。
まぁ兄様の言う通り、基礎が出来た以上それぞれの武器を持った方が伸びも良いし、何より戦術に幅が出る。
「はーい、と言う訳で今なら絶対に動かない、と言うか動けないネギ君を連れてきました〜。
キスするも手を握るのもナニをにぎ(スパァァン!!)ゲフンゲフン。まぁ何をするも自由!
要は触ってさえいれば仮契約可能だ!」
「と言うか、貴様らに選択肢は無いぞ。」
「へぇ……要は役に立つ道具が貰えるってんだろ?なら迷う必要も無いわな。」
「そうね、じゃあ私は折角だから、ネギ君のくちb「パル、何か言った?」何でもありません宮崎軍曹!
サー!!自分は額に触れさせて頂きたく存じます!!」
以外とノリ気な長谷川を先頭に、早乙女が坊やの唇を奪おうと発言しようとしたその瞬間。
宮崎の黒い、それはそれは真っ黒い素敵な笑みを受け、
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