第1章 僕と文月学園。
七時間目 Bクラス戦!
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和む......
「長谷川先生、Bクラス岩下律子です。Fクラス姫路瑞希さんに数学勝負を申込みます!」
早速勝負を申し込まれる姫路さん。
Bクラスとしては、早めに潰しておきたいんだろうな。
「あ、長谷川先生。姫路瑞希です。よろしくお願いします」
「律子、私も手伝う!」
その後ろからもう1人。
どうやら、本当に姫路さんを警戒しているようだ
『サモン!』
「あれ、姫路さんの召喚獣、アクセサリーなんてしてるんだね」
明久がいきなりおかしなことを言った。
「あ、数学は結構解けたので......」
「?結構解けると、アクセサリーをつけているの?」
そうそう、あの腕輪は......
って、マジですか!!
「そ、それって!?」
「私たちで勝てるわけないじゃない!」
やっぱり2人とも気づいたか。
「ちょっと待ってよ!?」
「律子!とにかく避けないと!」
大げさなくらいの横っ飛びをする2人。
そのタイミングじゃ、片方は仕留められちゃうと思うけど......
キュボッ!
「きゃぁぁぁぁーっ!」
「り、律子!」
左腕から光線がほとばしったかと思ったら、逃げ遅れた敵の召喚獣の1体が炎に包まれた。
『Fクラス 姫路 瑞希 vs Bクラス 岩下律子&菊入真由美
数学 412点 vs 189点 & 151点 』
「ご、ごめんなさい。これも勝負ですのでっ」大きく避けた召喚獣に対して、大剣を振り下ろす姫路さん。
...ちょっと怖い。
「い、岩下と菊入が戦死したぞ!」
「な、そんなバカな!」
「姫路瑞希、予想以上に危険な相手だ!」
Bクラス残り8人驚愕の表情。
まぁ、無理もないと思う。
「み、皆さん、頑張ってください!」
ちょっと、指揮官らしくない指示だ。が......。
「やったるでぇーー!」
「姫路さん、サイコー!」
かなり効果絶大だ。
そして、信者急増中。
「姫路さん、とりあえず下がって」
「あ、はい」
まぁ、明久の指示は間違っていないと思う。
敵の士気もくじいたし。
「中堅部隊と入れ替わりながら後退!戦死だけはするな!」
とりあえず狙いは成功。
「明久、蒼空、ワシらは教室に戻るぞ」
「ん、なんで?」
「本陣で何かあったの?」
「Bクラスの代表じゃが....」
「うん」
代表がどうしたんだろう。
「あの根本らしい」
「根本って、あの根本恭二?」
誰?
「うむ」
「それ誰?」
とりあえず聞いてみると、
「とにかく評判が悪いんだ。目的のためなら手段を選ばないらしいし」
「それ、ホント!?」
「うん」
それはまずい。教室に何か細工されているかもしれない。
ま、まさか、僕たちの文房具を壊したりしないよね......。
でも、胸さ
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